スーパーベターになろう!―ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」

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スーパーベターになろう!―ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」

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  • サイズ B6判/ページ数 608p
  • 商品コード 9784152095756
  • Cコード C0030

出版社内容情報

憂鬱や不安から解放され、自信、活力を取り戻すための奇跡のゲーム「スーパーベター」。全米40万人が使っているこのゲームを完全書籍化! 本を開くだけで、あなたも新しい自分が見いだせる!

内容説明

全米40万人以上のユーザーが利用しているゲーム「スーパーベター」。これはアメリカで著名なゲームデザイナーである著者が、みずから負った大怪我により発症した片頭痛や鬱状態から回復するために開発したゲームだ。ペンシルヴェニア大学の調査によると、スーパーベターに挑んだ多くの人が憂鬱や不安から解放され、自信や活力を取り戻したという統計的なデータが得られている。なぜゲームをすることで、私たちは肉体的、精神的苦境から脱出することができるのか?本書ではその理由とともに、人生をもっと豊かにするための強さと勇敢さを養う、ゲームを活用したメソッドを具体的に紹介する。

目次

第1部 どうしてゲームでスーパーベターになれるのか(あなたは自分が思っているよりも強い;あなたには仲間になってくれる人がたくさんいる;あなたは自分自身の物語のヒーローである;ゲームからゲームフルへの跳躍)
第2部 ゲームフルに生きるには(自分自身に挑む;パワーアップアイテム;悪者;クエスト;仲間;秘密の正体;大勝利;スコアをつける)
第3部 冒険(愛のつながり;ニンジャ式変身;時間リッチ)

著者等紹介

マクゴニガル,ジェイン[マクゴニガル,ジェイン] [McGonigal,Jane]
ゲームデザイナー。代替現実ゲーム(ARG)研究者。1977年、ペンシルヴェニア州フィラデルフィア生まれ。カリフォルニア大学バークレー校でパフォーマンス・スタディーズの博士号を取得。現在は、カリフォルニアにあるシンクタンクIFTFのディレクターを務める。TEDやゲーム開発者会議の基調講演で、ARGや大規模ゲームの活用による個人の幸福の実現や世界的難題の解決を説き、大きな反響を得る。2006年、“MITテクノロジー・レビュー”誌による「世界を変える35人のイノベーター」に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらすけ

14
ゲーミフィケーションとはボランティアやビジネスといった活動にゲームの要素をとりえれ、やる気を高める手法。これをメンタルヘルス、well-beingに応用しようという試みがまとめれたのが本書です。学術的正確性よりエンタメ性を追求しているため、深く関連トピックを考えるヒントにはなりません。ですが巻末には人との繋がりを感じやすくする習慣、焦燥感を減らし、時間の余裕を感じやすくなる活動の解説があります。ここらへんだけでも寂しさを感じる人や時間に追われてる感覚がある人には読む価値があるでしょう。2021/12/28

イシカワ姐さん

7
こういう考え方は好き。悲観しすぎなくなるから。能動的にもなる。2015/12/16

GASHOW

4
自分自身の人生をロールプレイングゲームにして、困難を楽しんで乗り越える本。ゲームの主人公をレベルアップさせるよりも、現実の自分を成長させることの方が価値がある。この発想は、世界を救う。実際に救われた人がたくさんいるようだ。2019/01/25

かず

4
心理学的には不安と興奮は全く同じ感情。不安を感じているとき、自分を落ち着かせようとするより、問題解決見向けて興奮しようとする方が簡単。肉体が感じている反応に対する解釈を変えるだけでいい。不安を感じ始めたら、「私はわくわくしている」「この障害に取り組む意欲がある。この障害のおかげでもっと強い人間になれる。この障害について、必要になったら助けを求められる人がいる。この障害に取り組むことを考えるとやる気がわく。この障害は自分を知るチャンス。自分はこの障害を乗り越えるのに必要な能力を習得できる。」と言ってみる。2017/07/09

みたきな

3
ゲームにまつわる科学実験の数々の紹介、大変参考になりました。 この本自体がゲームみたいになっていて読んでいて面白いかったです。 ゲームを自分は好きな人間だけどそれで人生が幾分か悪くした、と思っていたのだけど、ゲームに対する愛は弱点じゃなくて長所にできるとこの本が思わせてくれました。2020/06/02

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