天国でまた会おう

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  • サイズ B6判/ページ数 584p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152095718
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

凄惨な戦争から生還した二人の青年は、世間の冷淡さに絶望し、ある犯罪を企てる。『その女アレックス』著者によるゴンクール賞受賞作

〈ゴンクール賞受賞〉第一次世界大戦から生還した青年兵士、アルベールとエドゥアール。やがて世間に絶望した二人は犯罪に手を染める――『その女アレックス』の著者が放つ一気読み必至の傑作!

内容説明

膨大な犠牲者を出して、大戦は終わった。真面目な青年アルベールは、戦争で職も恋人も失ってしまう。画才に恵まれた若きエドゥアールは顔に大怪我を負い、家族とのつながりを断つ。戦死者は称揚するのに、生き延びた兵士たちには冷淡な世間。支え合いながら生きる青年たちは、やがて国家を揺るがす前代未聞の詐欺を企てる!

著者等紹介

ルメートル,ピエール[ルメートル,ピエール] [Lemaitre,Pierre]
1951年、パリ生まれの作家、脚本家。2006年にカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの第一作となる『悲しみのイレーヌ』でデビュー。2011年に発表したシリーズ第二作『その女アレックス』は、リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞、英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガー賞に輝いたほか、日本では『このミステリーがすごい!』、「ミステリが読みたい!」、「週刊文春ミステリーベスト10」、本屋大賞(翻訳小説部門)などのランキング一位を独占し、ベストセラーとなった

平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生、早稲田大学文学部卒、中央大学大学院修士課程修了、フランス文学翻訳家、中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

125
図書館の予約に出遅れてようやく読めました。ピエール・ルメートル4作目です。前3作とうって変わって、ジェフリー・アーチャー的な戦争エンタメ小説でした。584P、一気読みしましたが、少し軽すぎるかなぁ。ピエール・ルメートルはフランスのジェフリー・アーチャーを目指しているのでしょうか?今までのエログロミステリー路線の方が向いている気がします。本作はフランスのゴングール賞受賞作とのことですが、本賞は日本の直木賞のようなものでしょうか?今後の作品にも注目したいと思います。2016/02/12

みっちゃん

99
1つの悪事を目撃してしまったために…全てはあの戦争のもたらしたもの。全ての人々の運命は大きく変わってしまった。とてもダイナミックな展開。よく出来ている。ただ…文章がまわりくどく感じてしまって、これは主に私の読解力不足のせいと思うが、登場人物の心情が追えず、置いてきぼりになる事がしばしばあった。私がルメートル作品に感じる魅力は【アレックス】【イレーヌ】のカミーユその人に向けられたものなのかしらん、むむむ。2016/01/06

ペグ

67
何より惹かれたのはこの「天国でまた会おう」という題名でした。ルメートルに対しての感想は「その女アレックス」を読み、アクションシーンを描くより、人物を描写するのが巧いかただな〜ということ。やはりこの作品でも登場人物の心理がいきいきと描かれていて(時々出てくる独白がブラックユーモアに溢れている)面目躍如。ヒーローはいないのですが嫌われ者の役人メルランが良い味を出しています。悲惨な状況の中、ハッピーエンドではないのに読後重すぎず、以外と明るい。エンターテイメント性と文学性のバランスも良いオススメ作品です。2017/03/04

ヘラジカ

55
第二部の『炎の色』刊行に合わせて読了。「心を打つ」という程の感情的な衝撃はないにせよ、滑らかで堅実なストーリーラインと心理面の繊細な描写からなる文学性によって、この作品は既にして古典名作のような風格すら漂っている。この著者は初読み。当時大きな話題になっていたことは知っていたが、ミステリーにあまり興味がなかったので、これまでこの作家を手に取ることはなかった。これだけ骨太の文学作品を書き上げる作家なのだから話題になった小説もさぞ面白いのだろう。今まで無視してきたことが悔やまれる。2018/11/20

白のヒメ

54
ゴングール賞を受賞した作品ということで、前作二作とは作風が違うんだろうなと思いつつ読み進める。読みやすい文体は変わらないけれど、内容はずっしりと重い。解説には痛快さのある冒険小説などとあるけれど、実際に戦争に行った若者たちの心境を考えつつ読むと、とても冒険などとは読み取れないし、復讐ともまた違う「因果応報」というものを思い浮かべてしまった。終始暗い印象の物語に鮮やかに色を付けるエドゥアールの仮面や羽の印象が強く残り物語は終わる。巻末で分かる題名の由来も、心に苦い痛みを残した。2016/06/29

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