出版社内容情報
「裸足への回帰」という趨勢の生みの親として著名な進化生物学者が、現代人の病という視座を通すことで600万年の人類進化史をエキサイティングな、現在進行形の物語に変えた、骨太な知のサーガ。
内容説明
ヒトが抱える現在・未来の問題を解く鍵は進化史の過去にあり。
目次
第2部 農業と産業革命(承前)(失われた楽園?―農民となったことのありがたさと愚かさ;モダン・タイムス、モダン・ボディ―産業化時代の人間の健康のパラドックス)
第3部 現在、そして未来(過剰の悪循環―なぜエネルギーを摂りすぎると病気になるのか;廃用性の病―なぜ使わないとなくなってしまうのか;新しさと快適さの隠れた危険―なぜ日常的なイノベーションが有害なのか;本当の適者生存―人間の身体にとってのよりよい未来を切り開くため、進化の論理はどのように役立てられるのか)
著者等紹介
リーバーマン,ダニエル・E.[リーバーマン,ダニエルE.] [Lieberman,Daniel E.]
ハーバード大学人類進化生物学教授、同大エドウィン・M・ラーナー21世記念生物学教授。“ネイチャー”“サイエンス”誌を初めとする専門誌に100以上の論文を寄稿。ヒトの頭部と「走る能力」の進化を専門とし、靴を履かずに走る「裸足への回帰」を提唱、「裸足の教授」と呼ばれる
塩原通緒[シオバラミチオ]
翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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