• ポイントキャンペーン

グリニッチ・ヴィレッジにフォークが響いていた頃―デイヴ・ヴァン・ロンク回想録

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152094568
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

60年代に最盛期を迎えたNYフォーク・シーン。その中心的人物であり、若き日のボブ・ディランも憧れた伝説のミュージシャンの回想録。映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」原案。

内容説明

60年代、ニューヨークのグリニッチ・ヴィレッジで巻き起こったフォーク・リヴァイヴァル・ムーヴメント。その中心人物の一人であり、若きボブ・ディランの憧れの存在でもあったミュージシャン、デイヴ・ヴァン・ロンクが、いかにしてムーヴメントが始まり、全米の若者を熱狂させ、そして収束していったかを振り返る回想録。スターになる以前のディランやジョニ・ミッチェルとの出会い、ウディ・ガスリー、ミシシッピ・ジョン・ハートら伝説的ミュージシャンたちとの交流…。アメリカ文化が大きな変革を迎えた時代の興奮が生き生きと伝わってくる、フォーク・ミュージックの貴重な音楽史的・社会史的記録。

目次

それまでの話:アウター・ボロウズでの子ども時代
ジャズの日々
フォークのルーツとリバタリアン・アナキズム
ワシントン・スクウェアとその向こう
ギルドとキャラバン
カネが唸っているところ
友人たちとレコーディング
ルイス=クラーク探検隊ふたたび
カリフォルニア
コモンズとゲイリー・デイヴィス
ガスライト
衛兵交代
ブルース・リヴァイヴァル
ニュー・ソング・レヴォルーション
バビロンの衰退
『ラスト・コール』

著者等紹介

ヴァン・ロンク,デイヴ[ヴァンロンク,デイヴ] [Van Ronk,Dave]
1936年、ニューヨーク市生まれ。モダン・アコースティック・ブルースのパイオニア、ソングライター、アレンジャー、シンガー、ギタリスト。1950年代から音楽活動を始め、1960年代ニューヨークのフォーク・シーンにおける中心的存在となる。以後40年以上におよぶ音楽活動のなかで20枚以上のアルバムを発表、世界各地でツアーを行なう。その音楽スタイルはボブ・ディランら後進のミュージシャンに多大な影響を与えた。1997年、ASCAP(アメリカ作曲家作詞家出版者協会)生涯功労賞受賞。2002年没

ウォルド,イライジャ[ウォルド,イライジャ] [Wald,Elijah]
1959年、マサチューセッツ州生まれ。フォーク・ブルース・ギタリスト、音楽史家、ジャーナリスト。2002年、アーフリー・レコード40周年記念BOXのライナーノートでグラミー賞受賞。多数の音楽関連の著書がある

真崎義博[マサキヨシヒロ]
1947年生まれ。明治大学英文科卒、英米文学翻訳家。大学在学中に「ボロ・ディラン」の名で、高田渡らとフォークシンガー集団「アゴラ」の一員として活動。72年から翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

葛西狂蔵

3
マニアック極まりないミュージシャンだが、ボブディランのデビュー前後のグリニッチヴィレッジシーンに興味があれば、かなり面白い読み物に違いない(ディランの名前に頼らずにロンクを説明するのが困難なのが悲しいが)ブルース好きの自分としては、ミシシッピジョンハートやゲイリーデイビスのエピソードが強く心に残った。音楽マニアにしか伝わらない様なユーモアも愉快、コーエン兄弟のおかげで割と読まれてるのかも。2016/02/07

たみき/FLUFFY

1
映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」の原案本。フォークミュージックにまったく明るくないのに、無謀にも読んでしまった。ロンクは元々ジャズ畑の人で、ジャズシーンのミュージシャンの名前も分らず。これはこのジャンルを好きな人が読むととても面白いんだろう。でも出て来るミュージシャンの名前を知らずとも、この時代のカルチャーを知るのには面白い。ビート世代とは一緒にされたくないとか。無名時代のボブ・ディランとのエピソードとか。映画に使われたエピソードもいくつか。ロンクは映画の主人公みたいにダメ人間ではないので一応。2014/06/28

田中峰和

1
ボブ・ディランが憧れた伝説のフォークシンガー、デイヴ・ヴァン・ロンクと言われてもぴんと来ない。彼が持ち歌にしていた「ザ・ハウス・オブ・ザ・ライジング・サン(朝日の当たる家)」をボブ・ディランが強引にレコーディングして世に出してしまい、一時期犬猿の中になった二人。その後、アニマルズによって大ヒットした名曲だ。Youtubeでロンクの歌う動画が発見できなかったのが残念。コーエン兄弟によりこの本の逸話を映画化したのが、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」。観たかったが上映終了。これまた残念。2014/07/15

花川戸助六

0
ミュージシャンの名前がたくさん出てくるので、ネットで調べながら、YouTube見ながら読み進めました。良い歌を歌っているフォーク歌手は沢山いる、いたんですね、勉強になりました。2014/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8095907
  • ご注意事項

最近チェックした商品