内容説明
腸は脳に無断で指令を出し、力を込めることを考えただけで筋力は増える。爆発的に増えつつある人体に関する知見を、最新の医学・科学を通じて紹介する。
目次
朝(目覚め;外界をさぐる;機知)
昼(正午きっかり;ランチのあと)
午後(居眠りの国;緊張感;運動する)
夕暮れ(パーティーの顔)
夜(魅せられて;夜風;眠り;狼の時刻)
著者等紹介
アッカーマン,ジェニファー[アッカーマン,ジェニファー][Ackerman,Jennifer]
「ナショナル・ジオグラフィック」「ニューヨーク・タイムズ」などに寄稿するサイエンスライター
鍛原多惠子[カジハラタエコ]
翻訳家。1977年米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(専攻は哲学・人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
60
毎朝同じ電車の向かいの席で出勤しているよその人が少し前に読んでるのを見て興味を持ち図書館から借りてきた本。内容も案の定興味深いものだった。2015/03/24
zoe
24
朝起きてから寝るまでに体に起こることを、よい具合で解説してくれます。眠たい話、聞こえる話、味の話、一部の女性は、赤の感覚が一つ多い。コーヒーを飲むと。気になる口臭。免疫と臭いの話。エネルギー、運動、筋肉の話。ストレス。眠らない話。時間の感覚。神経。寝る前によく考えて、起きたら答えが出ている話。2020/06/21
ユウユウ
20
時々読んだり放置したりで読み終えるのに2ヶ月かかってしまった。概日リズムで人の体やその仕組みについて語るサイエンスノンフィクション。興味深いエピソードがたくさんありおもしろかった。2020/11/01
朝比奈さん
17
朝起きてからの一日に何が体で生じているのかを生理学的に論じている、が。トピックスが多岐に詰め込まれすぎていて散漫な印象。 暇つぶしには丁度いいかも。話題を絞って絵本とかにしてみたら面白そう。2015/07/02
トーマ
9
図書館本。 体に関することを、一般的な一日を追いながら解説していく本です。それほど深くは書かれていないので、体についての入門書といった感じ。けれど入門書にしては専門用語が多いので、まったくの初心者向けでもない。執筆の資料として読んだけれど、思っていたより大まかな一日だったので残念。ところどころ海外らしい一日があるので、日本人の一日では少し違ってくるのかと思います。けれど為になる内容も多いので、体について知識を広げたい人にはお勧めです。2016/11/28