出版社内容情報
難題「存在の謎」を思想家や科学者・文学者に尋ね解き明かすベストセラー哲学クエスト
ジム・ホルト[ホルト ジム]
寺町 朋子[テラマチ トモコ]
内容説明
何もないことだってありえたはずなのに、なぜ世界は「ある」のか?著者は広大な知的世界をさまよう探偵となり、答を求めて哲学者/物理学者/神学者/文学者との対話を重ね、謎の核心に迫っていく。善のイデアから神、数学、情報、量子ゆらぎまでの、いったい何が事物をあらしめるのか。2012年“ニューヨークタイムズ・ブックレビュー・オブ・ザ・イヤー”に選ばれた、考える楽しみを存分に味わわせる1冊。
目次
謎との遭遇
哲学のあらまし
無の小史
偉大なる拒否者
有限か無限か?
帰納法を駆使するノース・オックスフォードの有神論者
多宇宙論の鬼才
究極のフリーランチ?
究極理論を待ちながら
プラトン主義の意見
「何かが存在することの倫理的な要件」
すべての魂からの決定的な言葉
ちょっとした軽妙な詩としての世界
自己:私は本当に存在するのか?
無への回帰
著者等紹介
ホルト,ジム[ホルト,ジム] [Holt,Jim]
アメリカの哲学者/作家。ニューヨーカー誌、ニューヨークタイムズ紙などに科学や哲学に関する記事を寄稿する。ニューヨーク市グリニッチ・ヴィレッジに在住
寺町朋子[テラマチトモコ]
翻訳家。京都大学薬学部卒業。企業で医薬品の研究開発に携わり、科学書出版社勤務を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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harass
テツ
zirou1984
わたなべよしお
34