ミケランジェロの暗号―システィーナ礼拝堂に隠された禁断のメッセージ

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ミケランジェロの暗号―システィーナ礼拝堂に隠された禁断のメッセージ

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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784152089908
  • NDC分類 723.37
  • Cコード C0070

内容説明

ルネサンスの巨匠ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の天井画。もっとも有名な歴史的傑作のひとつであるこのフレスコ画を見るために、世界中から人々が集まり、圧倒的な美に息をのむ。だが、キリスト教世界でもっとも神聖であるともいえるヴァティカンにあり、教皇の命によって描かれたものにもかかわらず、そこには新約聖書の人物がひとりも描かれていない。その謎を解くカギは、ミケランジェロが傾倒していた新プラトン主義、ユダヤ教やその神秘的な教義にあった。全面的な洗浄によって元の輝きを取り戻したこのフレスコ画を詳しく眺めると、ミケランジェロが眼力を持つものだけに伝えようとした、しかし、なんとしても隠さなければならなかった禁断のメッセージが見えてくる。500年後のいま明かされたその秘密とは…。巨匠の遺した秘密が500年後のいま明かされる。図版120点以上。

目次

第1篇 はじめに、神は天地を創造された(システィーナ礼拝堂のなりたち;芸術作品に埋めこまれた言葉;反逆児の誕生;非常に特別な教育;楽園から地上へ;運命から地上へ)
第2篇 システィーナ礼拝堂へようこそ(扉の向こうへ;天空の天井;ダヴィデの家;天空の四隅;預言者たち;天に通じる道;別れぎわの捨てぜりふ)
第3篇 天井の彼方に(再び礼拝堂へ;『最後の審判』の秘密;晩年の秘密;変わりゆく世界)

著者等紹介

ブレック,ベンジャミン[ブレック,ベンジャミン][Blech,Benjamin]
イェシーバー大学でタルムードの高度な研究に携わる教授であり、教育者としても国際的に著名なラビ(ユダヤ教の指導者)。霊性に関する多くの著書は、宗教や宗派を問わず世界中の人々に読まれている。2005年、ユダヤ教徒として世界ではじめて教皇ヨハネ・パウロ2世に祝福を与えたラビの1人

ドリナー,ロイ[ドリナー,ロイ][Doliner,Roy]
歴史や宗教や芸術に詳しいコンサルタント。ユダヤ教の教義にも深遠な知識を持ち、タルムードやカバラの研究者としても有名。ローマとニューヨークを拠点として活躍する

飯泉恵美子[イイズミエミコ]
慶應義塾大学法学部法律学科卒。翻訳家。実践女子短期大学英語コミュニケーション学科講師。『ゾウを消せ』で、日本クロースアップマジシャンズ協会からジャパンカップ2007功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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つーこ

22
『ダビンチ・コード』的なミステリーだとばかり思っていたので、読み始めて驚きと衝撃がすごかった。だって、分厚い上に文字もぎっしり!もう少し写真とかを多くしてもらえると読み進められたんだけど。自分の予想と違った事で、読むのにすごく時間がかかってしまったけど、内容は彼の作品の背景などがとても詳しく記されていて大変興味深かった。以前システィーナで観た天井画やフィレンツェのダビデ像は本当に感動し、ミケランジェロの非凡さに圧倒された記憶が様々と蘇ってきた。2016/12/09

かりあ

8
読みましたー。挫折したけど。その理由について無駄にブログで語ってしまったけど、とにかくこの本は良書なんだ!悪いのは私なんだ! https://www.kariabookdiary.jp/entry/2019/06/19/2217482019/06/19

やまやま

8
ローマカトリックが社会を支配する中で、ミケランジェロが教皇に対して世俗性に対する皮肉を絵画により表現したという仮説を述べる。キリストを描かないなど、福音書以降の歴史をあえて切り捨て、腐敗したバチカン(ユリウス二世)への当て擦りを天井画に刻み込む工夫を詳細に述べる。ユダヤ教の伝統が正当な価値観ではないかという意識の下に、したたかに生きた芸術家を描く努力が理解できる。著者はユダヤ教陣営の方だけに、仮説が信頼できるか微妙な点もある。判別は難しい。ちなみに、訳者が飯泉さんだったことが手に取るきっかけでした。2019/06/18

8
システィーナ礼拝堂に描かれたミケランジェロの大作。ぜひ一度この目で見てみたいと思っているが、本作はこの作品に隠された暗喩を解いていく。当時の堕落を極めたキリスト教を目の当たりにしながら、少年時代に培ったユダヤ思想を糧に最大の作品を創り出す。そのなかにはユダヤ思想が随所にちりばめられ、同時にミケランジェロの教皇その他への侮辱もさり気なくいれているという。彫刻家としてのプライドを持ちながら平面作品に当たらなければいけなかった心はどんなものだったろう。それでもなお、これほど長きに魅了し続ける作品を作り上げるとは2013/11/11

ウメ

4
一度は行きたやシスティナ礼拝堂。本書の解釈がどこまで真実か正直分からないが、こういった解釈もあるのかと目からウロコ。ミケランジェロの産物が異次元すぎて人間業とは思えず、すごいとか言葉にするとどうも薄っぺらい。2018/05/13

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