内容説明
2008年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞映画原作小説。パリ市内の中学校で教師をしている私は、日々ストレスを募らせていた。私語や反抗が目立つ生徒、妨害される授業、学力格差、校内暴力、人種間の対立など、次々と難題が持ち上がるが、解決の糸口はまったく見えてこない―教育現場の現実をセンセーショナルに描き、フランスでベストセラーを記録したドキュメンタリー・ノヴェル。ラジオ局フランス・キュルチュールと雑誌「テレラマ」共催の文学賞を受賞。
著者等紹介
ベゴドー,フランソワ[ベゴドー,フランソワ][B´egaudeau,Francois]
1971年、フランス西部のヴァンデ県生まれ。ナント大学にて現代文学を学び、中等・高等教育の教員資格を取得した。時間の融通がきく教員の立場を生かして執筆活動を始め、2003年に第一作目の小説Jouerjusteを、2005年には第二作目のDans la diagonaleを発表し、好評を博した。2006年発表の第三作『教室へ』は、ラジオ局フランス・キュルチュールと雑誌「テレラマ」共催の文学賞を受賞。17万部の売り上げを記録するベストセラーとなった。また同書はローラン・カンテ監督によって映画化され、2008年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを獲得した
秋山研吉[アキヤマケンキチ]
1974年生まれ、自由学園卒、フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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