内容説明
2003年6月、7月と続けて打ちあげられ、翌年1月に火星に無事着陸した2台の火星探査車(ローバー)、「スピリット」と「オポチュニティ」。ミッションの研究代表者を務めたコーネル大学教授スティーヴ・スクワイヤーズが、火星への熱い想いを語り、壮大な火星探査プロジェクトを実現するまでの緊迫のドラマを再現。未知の世界を拓いていく現場の夢と興奮を伝える迫真のサイエンス・ドキュメンタリー。
目次
第1部 ビギニング(一九八七年、モスクワ;アテナ;エイペックス;惑星探査機の墓場;アドラーの名案;最終決定)
第2部 デベロップメント(重量オーバー、予算オーバー;ずたずたのエアバッグとイカになったパラシュート;ATLO;ケープカナベラル;ヒューズ;打ちあげ)
第3部 フライト(最終接近;グセフ;スピリットの沈黙;イーグル・クレーター;エンデュアランス;ポット・オブ・ゴールド)
著者等紹介
スクワイヤーズ,スティーヴ[スクワイヤーズ,スティーヴ][Squyres,Steve]
コーネル大学天文学教授。1957年生まれ。コーネル大学で博士号取得後、NASAエイムズ研究センター勤務を経て、現職。専門は惑星科学。ボイジャー計画や、マゼラン探査機などの惑星探査計画にかかわった経験を持つ。マーズ・エクスプロレーション・ローバー計画の研究代表者として、数十年来の火星探査の夢を実現させ、過去の火星に大量の水が存在した証拠を見つけだした
桃井緑美子[モモイルミコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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