内容説明
“五王の戦い”が収束し、七王国の統治は事実上ラニスター家に委ねられた。“王の手”タイウィン公がめぐらせる権謀術数によって政情は安定し、民はひとときの平和を享受する。だがその一方で、滅びたと久しく信じられてきた怪異が国じゅうで目覚めつつあった。国境の“壁”よりさらに北の山岳地帯で、南下を続ける野生人の一群に同行する夜警団員ジョンは、青く光る肌をもつ異形人と、かれらが作りだす甦る死人たちの脅威を知る。また、王都決戦に敗れたスタンニスのもとに生還したダヴォスの眼前では、光の主を信奉する拝火教の赤い女司祭が未来を読み、その呪術が力を顕わにした…。さらに、海を越えた南の異邦では、古代王朝の末裔デーナリスが、七王国の鉄の玉座を奪還すべく、世界最強と名高い軍勢をその手に収めていた。
著者等紹介
マーティン,ジョージ・R.R.[マーティン,ジョージR.R.][Martin,George R.R.]
1948年、アメリカ・ニュージャージー州ベイヨーン生まれ。幼少年期からコミックスとSFを愛読し、71年、短篇「ヒーロー」でSF界にデビュー。「ライアへの賛歌」(74年)、「龍と十字架の道」(79年)等の短篇でヒューゴー賞を受賞、さらに「サンドキングズ」(79年)ではヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞し、SF作家として確固たる地位を築く。シリーズ「氷と炎の歌」でファンタジイに本格的に乗り出し、『剣嵐の大地』A Storm of Swordsまでの三作はいずれもローカス賞ファンタジイ長篇部門を受賞、アメリカをはじめ世界中でベストセラーとなっている
岡部宏之[オカベヒロユキ]
1931年生、1953年静岡大学文理学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぽっぽママ
かっぺ(こと悩める母山羊)
Saiid al-Halawi
浮草
てんてん(^^)/
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