内容説明
探偵事務所の経営者ウェイン・ウェストンの死体が発見された。彼の美しい妻と六歳になる娘は行方不明だ。警察はウェインが自ら頭を撃ち抜いたと推定するが、彼の父ジョンには信じられない。「息子のことはよくわかっている。あいつは自殺などしないし、ぜったいに家族に危害を加えてもいない」元警官の探偵リンカーン・ペリーは、ジョンの熱意にほだされて真相究明を約束した。ペリーと相棒のジョーが調査を進めると、事件の背後には巨大な力が存在することが次第に明らかに―FBI、クリーヴランドの大富豪、そして特殊部隊出身の兇悪なロシア系マフィアたち。ウェインはいったい何の調査にかかわっていたのか?妻と娘は生きているのか?やがて、調査を進めるペリーたちの身辺にも不穏な空気が流れだす―。弱冠21歳の衝撃的な筆力でクールな凄腕探偵コンビの活躍を描く驚異のデビュー作。アメリカ私立探偵作家クラブ新人コンテスト第一席受賞作。
著者等紹介
コリータ,マイクル[コリータ,マイクル][Koryta,Michael]
インディアナ州ブルーミントン出身。インディアナ大学在学中に、探偵事務所や新聞社で働いた経験を活かし本書『さよならを告げた夜』を執筆。出版社セント・マーティンズ・プレスとアメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)共催の新人コンテストで第一席に輝いた。のちに、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞にもノミネートされている
越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年生まれ。東京大学文学部国文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
choco
アンコ椿
水浅葱
アラフシア