時空の歩き方―時間論・宇宙論の最前線

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152085832
  • NDC分類 421
  • Cコード C0040

内容説明

アインシュタインの相対論は、広大な世界についての私たちの見方をぐっと面白いものにした。時間と空間、というように2つばらばらに考えるのでなく、時空というまとまりでとらえるのだ。しかしその面白さは、常識的な考え方を脱した、「時空の歩き方」を身につけていたほうがより愉しめる。ホーキングを初めとする理論物理学者たちが追う、ブラックホールや重力波、タイムトラベルといった、宇宙論の聖杯ともいうべきテーマは、今どうなっているのか?これまでの成果と今後の展望を、先端宇宙論の「基本」を案内する1篇のエッセイを出発点に、遊び心たっぷりのイラストを交えた6篇を読み進みながら味わうポピュラーサイエンス。

目次

1 イントロダクション―時空への招待(リチャード・プライス)
2 過去は変えられるか(イーゴリ・ノヴィコフ)
3 歴史家のために世界の安全を守る「時間順序保護」(スティーヴン・W.ホーキング)
4 時空の歪みと量子世界―未来についての憶測(キップ・S.ソーン)
5 科学の大衆化(ティモシー・フェリス)
6 小説家としての物理学者(アラン・ライトマン)

著者等紹介

ホーキング,スティーヴン・W.[ホーキング,スティーヴンW.][Hawking,Stephen W.]
ケンブリッジ大学ルーカス講座教授

ソーン,キップ・S.[ソーン,キップS.][Thorne,Kip S.]
カリフォルニア工科大学理論物理学教授

プライス,リチャード[プライス,リチャード][Price,Richard]
ユタ大学理論物理学教授

ノヴィコフ,イーゴリ[ノヴィコフ,イーゴリ][Novikov,Igor]
コペンハーゲン大学天体観測所教授などを経て、ニールス・ボーア研究所教授

フェリス,ティモシー[フェリス,ティモシー][Ferris,Timothy]
サイエンスライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9
少し斜め読み、難しいところは飛ばしました。相対性理論から量子力学への道筋、その周辺の読み物です。3章のホーキングの文章はわかりやすいです。理解したかは別ですが。2016/05/17

GASHOW

7
時間旅行も未来であれば、実現がみえてくる。1000年の距離を10年で行くことも可能だ。だが過去となると閉じた次元が必要であるのとできるタイミングには制約がある。祖父殺しのパラドックスぐらいカジュアルに過去には戻れそうもない。無から宇宙が始まったあたりの時間の無い概念もわかるようになってきて宇宙そのものへの(人類の)理解がすすむ。ブラックホールによる時空の歪みとワームホール効果があるとして、タイムマシンのような制御は想像つかない。アインシュタインができないという言葉を発した時に飛行機も不可能と言っていた。2017/02/08

tama

5
図書館本 書架から こっち方面も、などと軽く考えて借りたけど、敗北。面白いと感じたところも一杯あるんだけど、いかんせん、空間イメージが上手く頭に描けない。「え?」「は?」「へ?」だらけ。参りました。ランク落とした辺りを次回は借ります。2015/04/15

galoisbaobab

2
時空の迷子になりました・・・。しかし、面白そうだな、量子重力理論ってさ。2015/03/14

元型論

1
正直分からないw2012/03/12

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