内容説明
アインシュタインの相対論は、広大な世界についての私たちの見方をぐっと面白いものにした。時間と空間、というように2つばらばらに考えるのでなく、時空というまとまりでとらえるのだ。しかしその面白さは、常識的な考え方を脱した、「時空の歩き方」を身につけていたほうがより愉しめる。ホーキングを初めとする理論物理学者たちが追う、ブラックホールや重力波、タイムトラベルといった、宇宙論の聖杯ともいうべきテーマは、今どうなっているのか?これまでの成果と今後の展望を、先端宇宙論の「基本」を案内する1篇のエッセイを出発点に、遊び心たっぷりのイラストを交えた6篇を読み進みながら味わうポピュラーサイエンス。
目次
1 イントロダクション―時空への招待(リチャード・プライス)
2 過去は変えられるか(イーゴリ・ノヴィコフ)
3 歴史家のために世界の安全を守る「時間順序保護」(スティーヴン・W.ホーキング)
4 時空の歪みと量子世界―未来についての憶測(キップ・S.ソーン)
5 科学の大衆化(ティモシー・フェリス)
6 小説家としての物理学者(アラン・ライトマン)
著者等紹介
ホーキング,スティーヴン・W.[ホーキング,スティーヴンW.][Hawking,Stephen W.]
ケンブリッジ大学ルーカス講座教授
ソーン,キップ・S.[ソーン,キップS.][Thorne,Kip S.]
カリフォルニア工科大学理論物理学教授
プライス,リチャード[プライス,リチャード][Price,Richard]
ユタ大学理論物理学教授
ノヴィコフ,イーゴリ[ノヴィコフ,イーゴリ][Novikov,Igor]
コペンハーゲン大学天体観測所教授などを経て、ニールス・ボーア研究所教授
フェリス,ティモシー[フェリス,ティモシー][Ferris,Timothy]
サイエンスライター
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感想・レビュー
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森
GASHOW
tama
galoisbaobab
元型論