もう肉も卵も牛乳もいらない!―完全菜食主義「ヴィーガニズム」のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152085733
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0077

内容説明

心臓病、ガン、肥満を防ぐにはこれしかない!健康、動物愛護、環境保護の観点から、私たちが菜食生活を選択すべき理由を示す。

目次

1 健康のために(脈打つ鼓動;ガンの危険を減らす;しっかり食べてすっきり痩せる;牛乳は本当に完全食か?;狂牛病の恐怖)
2 家畜たちの真実(救われた動物たち;養鶏産業;養豚;乳牛・肉牛の飼育)
3 食卓を越えて(世界飢餓;米国の放牧地;目覚め)
新しい四つの食物群

著者等紹介

マーカス,エリック[マーカス,エリック][Marcus,Erik]
ヴィーガン食、ヴェジタリアン食を推進する作家、活動家。コロンビア大学でティーチング・ライティング(執筆法指導)の修士号を取得。1997年よりウェブサイトvegan.comを主宰し、あらゆるヴィーガニズム情報を発信。これまでに全米100以上の都市で講演活動を行なう。その他にもオピニオン誌などにも精力的に寄稿している

酒井泰介[サカイタイスケ]
1963年生まれ。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fishdeleuze

15
最初に訳者による断り書きにもあるように、米国と日本では畜産の様態が異なると推測されるため、本書の記述がそのまま日本での状況に当てはまらない可能性はあるものの、人が動物を食べるということがどういうことであるかを否が応にも考えさせられる。菜食主義について書かれた本には、いささか感情的だったり、時にファナティックだったりするものもあるが、本書にはそういった雰囲気は微塵も感じられず、医学的、家畜たちの現状(我々はこうして動物を食べている)、世界飢餓をはじめとした環境への配慮の三章からなっている。(続く)2015/03/18

siervamaria

2
食べ物として私たちの身体に入る生き物ーーその動物たちを取り巻く環境がこれほど過酷であるということを、本書を読むまで知らなかった。(但し、アメリカと日本の畜産業の仕組みは全く同じというわけではないと思う)人間の過剰で肥大してゆく欲のために、動物の命を非常に無残な仕方で奪っているという現状はより広く知られるべきであるし、食の孕む倫理的な問題について意識的かつ積極的な議論がなされるべきだと思う。2015/01/15

0422

2
とてもいい。 肉も卵も牛乳も摂りたくなくなる。 そして必要ないと思う。2013/09/05

みずたま

1
2ヶ月くらいかけてこの本を読んでいくうちに、冷蔵庫の中から肉が消え、週に4パックも買っていた卵の宅配もやめた。牛乳はもともと20年前から買ってないけど、チーズは好きだった。けどやめた。牛や豚や鶏が物のように扱われている現実を知り、胸が傷んだ。牛や豚や鶏は人間と同じ言葉は話せないけど、人間と同じように痛みを感じ、母子の別れを悲しみ、ストレスを感じ、親切にしてくれた人間に感謝の態度を示したりする。動物は人間と同じ言葉は話せないけど、心があるということがわかった。2021/09/04

pypymdk

1
古い本だが、ヴィーガン初心者におすすめです。 畜産業のひどい状況や、動物性食品を食べることによる健康被害について詳しく学べます。 ヴィーガンになったら必要な栄養素が足りなくなると思っていたが、それは間違いで、動物性食品にしか含まれない栄養素はなく、植物からの方がたんぱく質やカルシウムが取れるとわかった。2021/04/29

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