マッサージ台のセイウチ―グリエルモ先生の動物揉みほぐし診療記

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152083647
  • NDC分類 649
  • Cコード C0098

内容説明

「触れること」は「癒すこと」。けっして動物に無理を強いず、患者となる動物たちの体の仕組みを熟知し、指先だけでかれらとコミュニケーションをとりながら施療にあたるグリエルモ先生が、動物マッサージ療法士としての揺るがぬ自覚を確立させるまでの数々のエピソードを、ユーモアと感動をちりばめて綴る動物ノンフィクション。

目次

馬のチャンプ―しつこい痛み
イルカのシンディを助けたい
セイウチのヌーカ
イルカのタブとプレスリー―水族館のやんちゃ坊主
マンボポイント―電気ウマたち
キズものフェレット
ペンギンのルーディ
各犬各様マッサージ
猫のミッキー、陥落する
シロイルカの舌を掻く
イルカ・マッサージ・マラソン
イルカのシンディを助けたい2
セイウチのワンダ、切羽つまる
ウサギのスナッグルス、跳ねる
初のサメ・マッサージ成功例(ご家庭では絶対に真似しないでください)
カメのどこにタオルをかける?

著者等紹介

グリエルモ,アンソニー[グリエルモ,アンソニー][Guglielmo,Anthony]
ニューヨーク州のライセンスを受けたマッサージ・セラピストであり、数少ないプロの動物マッサージ療法士のひとりで、CNNを初めとするテレビ番組や新聞雑誌など、多くのマスコミの注目を浴びた。現在もロングアイランドで、動物はもちろん、人間の患者も相手に開業中

リン,ケアリー[リン,ケアリー][Lynn,Cari]
シカゴを活動拠点とするフリーランスのライター。シカゴの各大学で創作講座の講師をつとめるほか、『グッド・ハウスキーピング』『ヘルス』誌などに寄稿

小野田和子[オノダカズコ]
青山学院大学文学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KUMAPON

4
アンディ・ウィアー『火星の人』があまりにも面白く、訳のテンポの良さにも興味が湧いて、同じ翻訳者の本を探してみた。ようやく見つけたのがこちら。ひょんなことから動物のマッサージを手がけることになったグリエルモ先生。言葉を話せない動物たちの恐怖心や痛みを取り除こうと真摯に向き合う姿に感銘を受けた。語り口はとにかくユーモラス。マッサージにハマって「もっともっと」となってしまう動物たちの描写が可愛くて読んでいるだけで癒された。しかしこんなに面白くて感動的なのに既読者数が私の読メ史上最低とは…悲しすぎる😭2022/01/10

茶々吉(パーソナリティ千波留)

0
ブログに掲載。 http://ameblo.jp/ikebero/entry-12116218423.html2016/01/13

ひらひら

0
ちょっと自慢話っぽいけど、動物が元気になっていく様子は読んでいて楽しい。2009/07/13

cozy7959

0
動物たちが持つ生への貪欲さが伝わる。自身の不調を感じるところに触れてくる人間を始めは当然拒否するが、それが良いものだと理解してからは身を委ねる様はマッサージ師冥利に尽きると思う。読んでいて幸せな気持ちになれる。2019/03/09

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