内容説明
かつてニューヨークを支配して、大いに権勢をふるい、平和裡に隠退した、マフィアの指導者、ドン・アプライルが、白昼、街中で射殺された!しかも、常に彼を監視下に置いていたはずの警察もFBIも、なぜかこの日に限っては姿を見せていなかった…銃撃事件の背後には、かつてのドンの仇敵の存在があり、さらに強大な敵の影も見え隠れする。大恩あるドンに報いるため、そして愛する家族を守るため、アプライルの甥で、ドン・ゼノの実の息子、アストーレの胸の奥のシシリー魂に火がついた…世界的ベストセラー『ゴッドファーザー』の著者マリオ・プーヅォが、最後に放つ大作。
著者等紹介
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、1985年東京大学法学部卒、英米文学翻訳家 訳書『葬儀屋の未亡人』フィリップ・マーゴリン(早川書房刊)他
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感想・レビュー
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デルタアイ
2
やや設定がもろかぶりしている感じがするが やはりこの張りつめたような緊張感の世界は好きだ 慈悲とは神の所業で 人が行うことは傲慢である となんとも凄い解釈の中で淡々と人が消えていく やはり口は災いの元だな ☆8.82023/06/23
おふねやぎっちらこ
1
まあまあ、少し時間がかかったということは面白くなかったと言うことなのか。いまいち。2001/06/22
もかすけ
0
ゴッドファーザーの世界。 淡々と人が殺されていくので、ボーっと読んでいるとびっくりする。2017/01/20
ROBIN
0
さすがマリオプーゾ。 めっちゃおもろいけど、英語の文を訳した感じがする。読者が英文のまま読んでる感じに近くなることをねらってか。 翻訳もんのミステリーやマフィア系の話はなんか似てくるのはこういうところかなあ。2016/05/06
緑茶
0
【★★★☆☆】ゴッドファーザーと似通った内容ではありますが、ゴッドファーザーよりは内容が薄いと思います。盛り上がりが足りないのが問題かと・・・。2010/10/24