Hayakawa novels<br> バットマン 究極の悪

Hayakawa novels
バットマン 究極の悪

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152081001
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ハードボイルドの鬼才が放つ、神話的ヒーローの新たな冒険譚!子どもの性を食いものにする人身売買組織を根絶せんと闇の騎士バットマンは東南アジアの某国に乗り込むが。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to_chan

11
作者がヴァクスなので当然、敵は児童虐待組織。ゴッサムシティの児童保護ソーシャルワーカーに同行するシュールなブルース・ウェインさんのところで微妙な予感がしたけど、ちゃんと面白かった!(特にバットマンに思い入れのない個人の感想です) まっすぐな綺麗事の大切さを教わる。 >「わたしは子どもを食べさせるために、その子の兄弟や姉妹の血を売ろうとは思わない。わたしがみんなの立場に置かれたら、盗みを働くだろう」「みんなの子どもを買う連中はカネを持っている」2022/01/09

スプリント

11
バットマンの魅力を小説で表現するのはちょっと厳しいか・・。2019/06/23

タナー

5
ハードボイルドの鬼才ヴァクスが、いかにしてバットマンを描くのか?読む前は非常に興味深く思っていたのだが...正直な感想をいえば、この物語の主人公がバットマンである必要はない。むしろノンフィクション的な作品として、全く異なるアプローチで描かれたほうが良かったのではないか、という気がする。だが、著者が子供の売春や人身売買を根絶させるべく非常に熱心に行動していることは、本編の後のレポート的な文章から伝わってくる。そういう意味では、考えさせられる作品であった。2015/10/22

コオロ

2
ヒーローを魅力的に描くには、魅力的な悪役が必要。創作論で散々擦られてきたテーマだが、本作に魅力的なスーパーヴィランは登場しない。著者が生涯を通して戦い続けた、児童虐待という現実の悪を魅力的に書こうはずもない。ヒーローは虚構である。バットマンは現実の悪を倒せない。だが、そんなこと言われなくてもわかっているのがヒーロー好きの人々で、彼らはヒーローの代わりに為すべき正義を探している。本作におけるバットマンの最大の仕事は、彼のファンにこの本を手に取らせる、バットシグナルとなることにあったと思う。2022/03/11

ざわざわ

2
子供から子供という時間を奪うことこそ究極の悪だとする作者の主張をバットマンを通して語っている感じです。純粋なバットマンの物語を期待すると肩透かしかも。2016/04/27

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