内容説明
クリスマスまであと二日、という日のこと。八歳になる少年のマークが窓の外を見ていると、ひらひらと雪が降ってくる。そのひとひらを大切に冷蔵庫にしまって、マークはある計画を思いつく。そうだ、この雪を誰かにプレゼントしよう!世界でいちばん美しい心をもったひとに…自分の贈り物にふさわしい人物を探すため、マークはさっそく町へでかけるのだが―。たったひとひらの雪が教えてくれた、人生でいちばん大切なものとは?―誰もが優しい気持ちになれる、珠玉のクリスマス・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら@真面目にダイエット中
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マークの美しい贈り物も素敵な思いつきですが、この物語の中に出てくる天使カモリーノの物語と、魔法使いバッファローの物語も面白くて素敵です。2008/12/23
いろは
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【学校図書館】スプリング・ヴァレーに雪が舞い降りました。クリスマスまであと2日。マークは雪のひとひらを大事に持ち帰り、世界で最高の人にプレゼントしようと考えます。こんなに素敵なプレゼントを贈るのに相応しいのはだれ?「もし雪のひとひらをもらったらどうする?」いろんな人に聞いてみたけれど、みんなマークをガッカリさせるような返事ばかり。そんなマークにガスおじいちゃんは素敵なお話を聞かせてくれるのです。季節外れに読んでしまいましたが、スノードームのような可愛らしいお話でした。2017/08/10