目次
第1章 シュタイナー教育との出会い
第2章 やさしい保育者との出会い
第3章 歌でつづる幼稚園の一日
第4章 子どもとの一年
第5章 母親だからできる子への贈り物
第6章 ベスコフに見る子どものかわいがり方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
松本直哉
22
シュタイナーの思想は難解だが、宇宙を構成する水や風や光や土にじかに触れることが、まだ浮世の色に染められていない子どもにとって大事というのはよくわかる。テレビを避けるのは番組の質以前に、2次元の虚構の世界に視覚がとらわれるのが危険だからというのは納得。専業主夫で最初の子どもを育てていた頃、シュタイナーなど知らなかったが、テレビをつけず子守唄をたくさん歌ったことを思い出す。その後2人目3人目が生まれて保育園に預けて働き出して随分変ったが、あの頃の静かな子育てを時折懐かしむ。五音音階の歌の重視も興味深い。2016/12/04
Yuichi Yamasaki
5
読書会推薦本。松井るり子さんと幼児期のシュタイナー教育との出会い。発祥はドイツ。学んだのはアメリカ、ジョイス先生。スウェーデンの絵本作家エルサ・ベスコフの絵本が幼児期のシュタイナー教育保育者に近いのではないか?とのこと。ペレの新しい服。おりこうなアニカを注文。テレビは見ない。プラスチック製のおもちゃは置かない。習い事をしない。7歳まで文字も教えない。京都にも京田辺にシュタイナー学校があるようだ。知らなかったね。2015/11/26
chie
1
アメリカでのシュタイナー幼稚園での体験談。全然期待してなかったけど、読みやすくて面白かった。浮世離れしてて、すごく不思議な雰囲気のシュタイナー学校、童話の中とかに出てきそう。この人の考え方や文章、好き。2013/02/08
みかん
0
子育て、教育で最大の影響を受けた本
よう
0
難しいものが多いシュタイナー教育関連本だが、本書では具体的な事例がたくさん載っていて、かなり分かりやすい内容になっている。子供がちょうど2歳で、これからどのように教育をしていくのか考え始めた時期に読めてよかった。 タイトルが素晴らしい。2017/11/14