内容説明
野生動物研究の第一人者が、水墨画さながらの山岳地に見た野生パンダの生態を明かし、異文化間の相互理解を求めながら保護活動に奮闘した四年半の体験を綴る。
目次
1 千里の行も足下にはじまる
2 冬の日々
3 パンダプロジェクトをめぐる駆け引き
4 パンダ狩りの歴史
5 宝の山
6 モミの木の巣穴のなかで
7 威威(ウェイウェイ)の世界
8 ハンハンの死
9 パンダの里を旅して
10 珍珍(チェンチェン)の悲劇
11 唐家河(タンチアホー)
12 危機
13 運命に翻弄される動物
14 パンダの貸し出し