内容説明
空虚な結婚生活にピリオドを打ち、自立して生きることを覚えはじめたアンナは、画家レオとの新しい恋に、生まれてはじめての情熱を燃やしていた。そこへ突然の雷鳴のように襲いかかってきた、元夫ブライアンからの電話。アンナがひきとった4歳になる娘のモリーに、レオが性的不品行を働いた、もう娘は母親のもとでは暮らせない。モリーの養育権を父親に移す訴訟が、ブライアンから起された。アンナは煩悶する。レオがモリーにしたことは本当に性的不品行なのか?現代の男女が直面する問題に斬りこみながら、女であり、母であり、人間であることを、かつてない瑞々しい感性で描いた、全米ベストセラー。