内容説明
100年の伝統を誇り、業界1位の座を保ちつづけてきたコカ・コーラが、ペプシの猛追に焦慮し、業績の伸び悩みを打開すべく社運を賭けて売りだしたニュー・コーク―その誕生のいきさつと後日談を現役の敏腕記者が詳細かつ大胆に再現した本書は、ビジネスマン、経営者はもとより、広くアメリカに関心をもつ人たちにとっても、必読の書である。
目次
1 コカ・コーラはもう製造しないそうだ
2 発端はこんな具合だった
3 アトランタでの難問
4 挑戦
5 変革の方向づけ
6 ハリウッドに進出したコーク
7 ちょっと味わってみてよ
8 カンザス計画
9 ついに相手側は負けを認めた
10 抗議の波
11 再来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masakunel
1
30年以上前のアメリカのコーラ戦争の記録。コカコーラ社の長い歴史の中で、短い期間、異なるレシピの製品(「ニューコーク」)が発売されていたなんて、全く知りませんでした!マーケティングの分かりやすい失敗事例の一つとして、勉強になりました。ちなみに、米国ではこの本を原作とした今映画化の話が進んでいるそうです。2016/02/08
k_jizo
1
★★鳴り物入りのニュー・コークがこけて恥をしのんで元に戻しコークCLASSICに。そういえば昔あったな~と懐かしむコーラ戦争の頃の話。ペプシチャレンジは日本でもあったな2013/02/09
1977年から
1
1987年
○
1
コーラ戦争について詳しくなりました。なぜ世界一のマーケティングカンパニーと言われるのか、納得の一冊です。2012/07/03
丰
1
Y-202006/11/13
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- 和書
- D・H・ロレンス絵画集