ハヤカワ・ミステリ文庫 死のマッチング・アプリ

チルトン，Ｌ．Ｍ．【著】〈Ｃｈｉｌｔｏｎ，Ｌ．Ｍ．〉/山田 佳世【訳】

早川書房（2025/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 480p／高さ 16cm
• 商品コード 9784151866012
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

長年の交際が破局したグウェンは一念発起してマッチングアプリに登録するが、これまでのデート相手が次々に殺されてしまい……!?


【目次】

内容説明

長年の交際が破局したグウェンは一念発起してマッチング・アプリに登録する。だが出会うのは酒浸りや年齢詐称、ナルシストなどダメ男ばかり。しかも彼らが次々と何者かに殺されていることがわかる。グウェンは警察に最有力容疑者としてマークされながらも、かつてのマッチング相手たち（ブロック済み）に会い、殺人鬼の正体を突き止めようと奔走するが…猛スピードで展開するドラマティック・ミステリ。

著者等紹介

チルトン，Ｌ．Ｍ．［チルトン，Ｌ．Ｍ．］ ［Ｃｈｉｌｔｏｎ，Ｌ．Ｍ．］
１５年のあいだ、ジャーナリストとして活動。テレビ番組「Ｔｈｉｓ　Ｍｏｒｎｉｎｇ」などの制作に携わり、《Ｔｈｅ　Ｔｉｍｅｓ》《Ｃｏｓｍｏｐｏｌｉｔａｎ》などの紙誌に執筆。本作『死のマッチング・アプリ』（２０２３）が長篇デビュー作品。現在はロンドンで在宅勤務中

山田佳世［ヤマダカヨ］
奈良県生、ブリティッシュコロンビア大学卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[爺]

テンポは良いし展開は怒涛だし一気読み。スルスル読める。マチアプで一度しか会ったことのない男が次々と殺されていき、殺人疑惑をかけられた主人公が孤立無援で真犯人を探していくサスペンス。『スマホを落としただけなのに』なんかが好きな人には是非オススメ。物凄く面白かったし著者の次回作も読みたいが、主人公がなぁ。嫌いじゃないんだが、些か軽率気味で老婆心ながら「おいおいおい」とその猪突猛進ぶりにツッコんでしまう展開がちょいちょいある。まぁ毒吐きながらヤセ我慢するのまマクレーン刑事みたいで悪くない。映画化しそう(笑)。

2025/07/01

[たけのうみ]

3

2025/07/21