出版社内容情報
ゼロから民間学童を立ち上げ、人気施設に育てる方法を豊富な具体例をもとに丁寧に解説。
内容説明
経営する国内の4校すべてをキャンセル待ちの人気施設に育てた著者が教える、ビジネスとして「学童保育」を成功させる秘訣。はじめてでも5つのステップでわかる!立ち上げ手順から経営戦略まで、ポイントを解説。
目次
0 なぜ、いま「学童保育」なのか
1 理想を形にする「コンセプト設定」
2 起業の一歩を確実にする「事業計画策定」
3 後悔しない「教室づくり」
4 お客様の心をつかむ「プロモーション」
5 安定した経営を持続させる「顧客満足運営」
巻末 「こどもクリエ塾」の実例集
著者等紹介
遠藤奈央子[エンドウナオコ]
「こどもクリエ塾」主宰者/株式会社ビジョンゲート代表取締役。2011年4月民間学童保育「こどもクリエ塾」を設立。表参道、白金台、茗荷谷、四谷で4校を運営し、2018年8月タイ・バンコクにも開校。日々現場で子どもと共に学びあう、教育者としての顔をもつ事業家。直接指導した子どもは延べ1,800人を超える。起業前は、リクルートにて人材採用と教育を提案する法人営業を担当し年間10億円を売り上げMVP受賞。2007年よりIBMビジネスコンサルティングサービス(現IBM)で戦略コンサルタントとして、3年間で省庁や大手グローバル企業の8つのプロジェクトに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ものす
1
学童ビジネスに興味を持ったタイミングにぴったりの良書。類似事業と比較したり背景説明があったりと民間学童の意義を明らかにしつつ、会社の立ち上げ方や施設の準備など具体的に示されています。まさに先駆者が後続のために残してくれた実体験ベースの資料で役に立ちそうです。2021/10/29
IGBB
1
民間学童を設立したい人への丁寧な実務書であるとともに、経営計画・事業計画の指南書としても非常に芯を捉えた本ではないかと思う。子どもたちへの責任と愛情も感じられる。事業計画の視点で見れば、ターゲティング・ポジショニング・コンセプトづくり・3C分析・差別化・KPI・SEO対策・集客方法・収支シミュレーションが網羅されており、よくぞここまで手の内を明かされているな、と思った。子どもたちの可能性と安全を確保する個性的な学童の存在は重要であり、社会的ニーズを充足させるため同志が増えることを希望されているのだろう。2021/09/22
たかな
0
リクルート・IBMを経て「こどもクリエ塾」を設立した筆者による民間学童の興し方の解説書。事業計画、マーケティング、CS等、民間学童でなくともオフラインの新規事業を始める上で重要となる考え方が詰まっている良書である。2019/07/16