ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 悪魔が唾棄する街

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ハヤカワ・ミステリ文庫
悪魔が唾棄する街

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  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151855030
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ロックスターの奇妙な死。少女連続失踪事件。上層部から捜査妨害を受けるハリー・マッコイは、解決のため自らを犠牲にするが……

内容説明

少女失踪事件で騒然となるグラスゴーで、ロックスターのボビー・マーチが不審死を遂げた。捜査を行うハリー・マッコイは、さらに上司から家出した姪を探しだすよう命じられる。失踪事件との関連を疑うマッコイだったが、事態は複雑な様相を呈し始める。さらに彼は、同僚からの捜査妨害に苦しめられて…。この街で何が起こっているのか?MWA賞最優秀ペイパーバック賞受賞の、警察小説×ノワール×謎解きミステリ。

著者等紹介

パークス,アラン[パークス,アラン] [Parks,Alan]
1963年スコットランドの生まれ。グラスゴー大学で道徳哲学の修士号を取得。卒業後は音楽業界でミュージックビデオやアートワーク、写真撮影といった仕事に携わる。2017年に『血塗られた一月』でデビュー。主人公のハリー・マッコイは「真のノワール・アンチヒーロー」と絶賛され、続くシリーズ第二作『闇夜に惑う二月』はエドガー賞最優秀ペイパーバック賞で最終候補作となり、第三作である本書『悪魔が唾棄する街』で見事同賞を受賞。また第五作May God Forgiveは2023年度英国推理作家協会最優秀スリラー小説賞(スティール・ダガー)の最終候補作となった

吉野弘人[ヨシノヒロト]
山形大学人文学部経済学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

74
〈刑事ハリー・マッコイ〉シリーズ3作目。1973年7月のグラスゴー。天敵レイバーンの嫌がらせで大事件捜査から外されたマッコイだが、暇などころか公私ともども大忙し。読む方も全力で追いかける。複雑さが気にならずスピード感ある展開にパソコンも携帯電話もない時代という事を忘れていた。「清濁併せ持つ」といえば聞こえが良いが満身創痍、知恵を働かせて切り抜けようとする場面の危険度は沸点超え。ハラハラしつつ最後まで駆け抜けるストーリー展開に大満足だった。【2022年MWA賞最優秀ペイパーバック賞】受賞2024/03/26

32
1973年グラスゴー。ハリー・マッコイは12歳の少女が行方不明になった捜査の指揮を執っているレイバーンと角突き合わせていて事件から干される。そんな中、ロックスターがホテルで死亡し臨場した。同夜、マレーから姪が家出したので見つけて欲しいといわれ捜していくと男の惨殺死体を発見する。未解決の銀行強盗事件も追っていく。謎が謎を呼ぶ辻褄の合わない事件群を解決するマッコイ。なんだかんだいってもクーパーに義理堅いのにグッとくる。警察が善悪の無い時代にマッコイもけっして善人とは言えないがいい人なのが魅力的なシリーズ3。2024/03/26

わたなべよしお

30
 シリーズ2作目で、ハリー・マッコイ、まずい方向に堕ちてしまうのでは、と心配したが、3作目の今作は、そんな杞憂も吹き飛ばす、素晴らしい出来でした。複数の事件を同時に追うパターンでしたが、全体を通して、無常感や生きていくことのやるせなさも感じられて、単に面白い、というだけでない作品に仕上がっていました。次作の期待も高まります。2024/04/14

tom

26
面白い。最後まで飽きずに読み続ける。このシリーズの第一巻のコメントで、私は主人公を「暴力三昧」刑事と書いた。暴力と薬物の連鎖にうんざりして、こんな刑事のミステリー、読みたくないと書いた。でも、第二作が評判良かったので、疑いながら借りてきた。主人公は薬物から離脱していた。そして面白かった。今回も同じ。警察内部のドロドロ、街に蔓延する薬物と暴力、そしてロックシーン。これらが合わさって、ハイテンポで物語は進行。主人公の倫理観がよろしい。かなり楽しんで読了。シーリーズもので12作まであるという。新作に期待する。2024/08/02

ロア

23
1月、2月ときて、今回はMarchならぬ街?!キャラも安定してきて、私的には既刊3作中一番面白く読めました。次が早く読みたいよ~と思ったら、もう6月まで作品は発表されているのですね!嬉しいです。早く翻訳されないかな~。楽しみに待っている(●´ω`●)2024/07/12

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