ハヤカワ・ミステリ文庫<br> ガン・ストリート・ガール

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり

ハヤカワ・ミステリ文庫
ガン・ストリート・ガール

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月29日 05時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151833069
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

富豪宅で起きた二重殺人。関係者が次々と不審な死を遂げ、ショーン・ダフィは錯綜する事件の渦中に身を投じる。シリーズ第四弾!

内容説明

富豪の夫妻が射殺される事件が発生した。当初は家庭内の争いによる単純な事件かと思われたが、容疑者と目されていた息子が崖下で死体となって発見される。現場には遺書も残されていたが、彼の過去に不審な点を感じたショーン・ダフィ警部補は新米の部下と真相を追う。だが事件の関係者がまたも自殺と思しき死を遂げ…。混迷深まる激動の北アイルランドを舞台にしたハードボイルド警察小説シリーズ、第四弾にして最高潮。

著者等紹介

マッキンティ,エイドリアン[マッキンティ,エイドリアン] [McKinty,Adrian]
イギリス北アイルランドのキャリックファーガス生まれ。オックスフォード大学で哲学を学んだのち、様々な職業を経て、2000年ごろから小説執筆を始める。2003年に刊行したDead I Well May Beで長篇作家デビュー。同書で英国推理作家協会(CWA)賞スティール・ダガー賞にノミネートされる。2012年に刊行した『コールド・コールド・グラウンド』から始まる「ショーン・ダフィ」シリーズ第5作Rain Dogs(2016)でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀ペイパーバック賞を受賞した。他にも米国ミステリ専門誌選出のバリー賞、オーストラリア推理作家協会最優秀長篇賞ネッド・ケリー賞をシリーズで複数回受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

295
2年ぶりくらいになるのだろうか?続編刊行されて嬉しい。今まで以上にダフィーの語り口もこなれてきて読みやすくなっており、長さを全く感じさせない仕上がり。文章のせいだけではなく、事件自体に複雑さがなく、肝心なところはほぼ勘頼みで解決してしまっているものだから、翻訳物特有の、アレこれ誰だっけ?と前頁を読み返す手間がほとんどない。それぞれの作品に、元ネタとなるような大きなスキャンダルを下敷きとして設定しているようだが、その元ネタへの関心度合いで、愛着も変わってくるタイプのシリーズ。次は再び密室物らしい。2020/12/25

buchipanda3

122
シリーズ4作目。今回も一気に読み終えた。車の下の爆弾視認、「あい」の掛け合い、あぁこれだ、戻ってきた。80年代の荒んだ北アイルランド、人間臭くシニカルだが愛嬌のある空気感。スモーキーな味わいに浸った。資産家夫婦の殺害事件、状況は単純な構図を示していたが、手際からきな臭い面も。見えてきたのは本シリーズらしい展開だった。モースの街が出てきたのが嬉しい。音楽への拘りや媚びない所が似てる。さらに名付け親の依頼に素直に喜ぶ姿、孤独に苛まれる姿、どれもショーンだ。終盤の詩的な回想が印象深い。もう一杯、そしてもう一杯。2020/10/18

ケイ

121
シリーズで一番ガツンときた。偉そうだが、作家として脂がのってきたというのかな、読んでいて不思議なところはそういうことだったのかと、後書きで納得した。隅々までとても良かった。事実は小説より奇なり。まさに。ご近所のおふたりが相変わらずとてもラブリー。2021/07/20

のぶ

89
1980年代半ばの北アイルランドを舞台に、ミステリーとアイルランド紛争を融合させた、面白い作品だった。冒頭で富豪の夫妻が射殺される事件が発生した。そこで登場するのがシリーズの常連、ショーン・ダフィのチーム。捜査に目星が付くかと思われた時に、容疑者と目されていた息子が崖下で死体となって発見される。この事件も謎が深まっていくが、調べが進むうちに、大きな陰謀が絡む事態に発展していく。過去3作同様に、アイルランドの雰囲気がよく出ていて、レギュラーメンバーの個性も楽しませてもらった。シリーズの今後が楽しみだ。2020/12/12

ずっきん

88
ショーン・ダフィ4。翻訳刊行と聞いて、どれほど嬉しかったことか!『アイル・ビー・ゴーン』でずっぽりと沈められた沼。ずぶずぶとさらに深く耽溺。骨太リリカルな語り口。脳内で流れまくるトム・ウェイツのダミ声。余韻を断ち切る場面転換。ああ、なんてタフで頑固でロマンチックなバカ野郎だ。もはやショーンの物語の中をたゆたうばかりである。当時、世界で一番希望が無いといわれたあの場所で、どう生きていくのだろう。ショーンの物語を読み続けたい。訳者後書きがまたアツい。「あい」訳に踏ん張っていただいたんだなあ。感謝と愛を!2020/11/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16487290
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品