ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 生か、死か〈下〉

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ハヤカワ・ミステリ文庫
生か、死か〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151832529
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

出所日前夜に突如脱獄した男。たった一日さえ待てば、自由も金もすべてが手に入ったはずなのに……。その決断の裏隠された陰謀とは?

マイケル・ロボサム[ロボサム マイケル]
著・文・その他

越前 敏弥[エチゼン トシヤ]
翻訳

内容説明

オーディ・パーマーと獄中で仲のよかった受刑者モスは、何者かによって刑務所から連れ出され、妻の命と引き換えに脱獄したオーディを探し出すよう命じられる。また、事件の捜査に当たるFBI特別捜査官デジレーも、十一年前の現金輸送車襲撃事件を見直していた。ふたりはやがて、事件の裏にひそむ巨大な権力の存在に気づく。スティーヴン・キングが絶賛した著者がテキサス南部を舞台に描く、壮大な陰謀と愛と悲劇の物語!

著者等紹介

ロボサム,マイケル[ロボサム,マイケル] [Robotham,Michael]
オーストラリア出身の作家。シドニーでジャーナリストとしてキャリアを始めるが、やがてロンドンで“デイリー・メイル”紙日曜版の特集記事を担当するようになる。その後、著名人の自伝ゴーストライターを始め、関わった12もの作品が全英ベストセラー入りした。1996年、オーストラリアに家族とともに戻り、小説の執筆を始める。2004年、デビュー作の『容疑者』が24以上の言語に翻訳され、世界累計でミリオンセラーを記録すると一躍人気作家に

越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年生、東京大学文学部国文科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずっきん

80
2015年ゴールド・ダガー。刑期満了の前日に脱獄した現金輸送車襲撃犯。謎は下巻に入って早々に予想がつく。捻りもなく、どちらかというと単純である。だがしかし!そこからだ! ああ、もう、ハラハラとヒリヒリが止まらない。抑えた筆致にジリジリと炙られ、やめてよねえええええ!と叫びたくなる。文句なしのページターナー。クライム・ノベルであり、ラブ・ストーリーである。2020年にもわたしのイチオシ『11月に去りし者』を抑え、再びゴールド・ダガーを取った『Good Girl,Bad Girl』の邦訳が楽しみすぎるわあ♪2021/06/03

つねじろう

60
まあ、とにかく間が悪いこの主人公。初めて心から愛した女性はギャングで上司の彼女だし。苦労してやっとその彼女と一緒に逃げ出したところで銀行強盗に出くわすし、死んだと思ったら生き残るし、7百万ドル持ち逃げされたと思われてるし、で明日が刑期満了なのに命懸けで脱獄する。ね、間が悪いでしょ。モタモタした展開も後半一気に上がり出し謎が判明して行く。友人のモスとFB Iの女性捜査官のコンビが良い。主人公が良い人過ぎたり謎が偶然に頼り過ぎたりするけど、ミステリとかハードボイルドじゃなくラブストーリーなのでそれもオッケー。2019/07/01

chiseiok

44
初読みロボサム面白かった。上巻感想でおバカとか言っちゃってごめんねオーディ(^_^;)。でもさ〜小説のキャラに色々言うのは野暮だと承知の上で、そんなに何もかも犠牲にして愛を貫くっていくら何でもリアリティ無くね?オーディがあまりにも気高すぎて生身の人間と思えないヨゴレの自分(笑)。反面弱さ狡さもありながら、逮捕リスク承知で自身の善き心に従ってデシレーに助力を求めるモスのスタンスにはめちゃ共感。一見クライムストーリーっぽい衣を纏ったコテコテの恋愛小説、予想通りの展開ではなかったけれど、期待通りの面白さ。満足!2023/04/07

ざるこ

43
運や幸せはなぜ平等に分け与えられないのか。惨めだ。運の悪さが信じられない悪夢を呼び寄せる。章ごとに逃走中のオーディ、刑務所仲間のモス、捜査官のデジレー、裏で操る力を持つ者と視点が変わり整理しながら夢中で展開を追いかける。そして中盤でハッと気付かされる。銃撃戦に隠された悲劇。やっと掴んだ幸せを奪われた時の喪失感が胸苦しいほど伝わってくる。失ってばかりでも腐らずに生き、刑務所の地獄の日々と逃走しながら受ける試練に耐える精神力。終盤は涙なくして読めない。「人生は短い。愛は果てしない。明日がないつもりで生きよ。」2019/09/13

スー

22
71前半でなんとなくオーディがなぜ脱獄したのかが分かってくるけど作者さんが容赦ないのでオーディやモスと妻がどうなるのか気になり本を読む手を止められない。ただの脱獄物語ではなくオーディの悲しい過去の中で見つけた愛は暖かく眩しく輝いた時間でしたがそれはとても儚いものでした。オーディは強くそして人間性を失う事なく立ち向かい約束を守る為、奪われたもの取り戻す為に脱獄を選ぶ痺れました。「人生は短い。愛は果てしない。明日がないつもりで生きよ。」2021/05/22

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