ハヤカワ・ミステリ文庫
キリング〈1〉事件

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151796012
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

少女殺人事件の捜査を描いた大ヒットTVシリーズの小説版、全4巻(毎月刊行)で登場

内容説明

19歳の少女が、何者かに殺害された。事件を追うのはコペンハーゲン警察の敏腕刑事サラ・ルンド。彼女の20日間にわたる捜査を全20話で描く白熱の警察ドラマを完全小説化。錯綜する謎、次々と現われる容疑者、暴露される新事実、そして明らかになる衝撃の真相。デンマークで史上最高の視聴率を記録。北欧のみならず全世界で旋風を巻き起こし、数々の賞にも輝いたドラマを、イギリスで小説化した国際的話題作が全4巻で登場。

著者等紹介

ヒューソン,デイヴィッド[ヒューソン,デイヴィッド][Hewson,David]
1953年英国ヨークシャーの生まれ。1970年代に北ヨークシャーのスカボローで新米記者となったのを皮切りに、“タイムズ”紙の記者を経て、“インデペンデント”紙の創刊にも参加。“サンデータイムズ”紙ではコラムニストをつとめた。1996年に作家デビュー

スヴァイストロップ,ソーラン[スヴァイストロップ,ソーラン][Sveistrup,Soren]
1968年デンマーク、コペンハーゲン近郊のカストロップに生まれ、フュン島で育つ。デンマーク・フィルム・スクールで学び、1997年からテレビ局DRで脚本家、シリーズ・クリエイターとして働き、2007年には「キリング」を大ヒットさせた

山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
同志社大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

251
本作を手に取ったのはTVドラマを鑑賞して面白いと感じたからです。北欧ミステリーといえば、『ミレニアム』シリーズですが、それに続けと言わんばかりに本作も俊逸な出来具合。 用水路に沈められた車の中から美しい少女の死体が上がる。その事件の解決するために女刑事サラ・ルンドが立ち向かった。被害者ナナの家族ラールセン一家を襲った深い悲しみ、それによって起こる家庭不和、暴かれるナナの実像。迷走する警察の捜査。街の市長選挙という政界やマスコミをも巻き込んで事件は錯綜する―― 2017/04/02

むつこ

16
題名だけは知っていたテレビドラマ。ノベライズということで心理描写が少なく、映像として想像しながら読んだ。今のところルンドが好き。2018/01/08

うたかたの日々

12
夏は仕事が忙しくこんな短いものに随分時間がかかりました。そして後半に進むにつれすこし面白くなってきたかな 次巻に進みます。2017/08/24

🐾ドライ🐾

11
デンマーク史上最高の視聴率を獲得したTVドラマ。この小説が原作ではなく、TVドラマがオリジナル。海外ドラマが好きなのとデンマーク制作っていうのが珍しかったので、風景や言語に興味をもって全シーズンまとめて観たのは2014年頃。当然、細かいところは忘れかけている。うろ覚えではあるが、ドラマに忠実に書かれている(気がする)。 メインの殺人事件、容疑者の一人が市長選の真っ最中。場面転換の多さと容疑者たちの複雑な事情や背景の絡まり具合はなかなかのもので、ドラマを観ていなかったらギブアップしてたかも。2巻へ…2021/06/03

鐵太郎

8
このお話の原作は、デンマークで2007年に放送され高視聴率を上げた警察ドラマだそうです。20話構成で、1話完結ではなく、一回の放送がドラマの中の一日分という設定で、20日間の犯罪捜査ドラマを描いて終了する、という形なのだそうな。原題は〝Forbrydelsen(犯罪)〟 むろんデンマーク語。これがヨーロッパ各国へ広がって大人気となり、イギリスでも字幕版というハンディにもめげず〝The Killing〟という題で放送され、大きな反響読んだのだそうな。2013/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6122837
  • ご注意事項