ハヤカワ・ミステリ文庫<br> カリオストロ伯爵夫人

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ハヤカワ・ミステリ文庫
カリオストロ伯爵夫人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 404p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151757525
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

内容説明

世紀の怪人物の末裔を称し、絶世の美貌で男たちを魅了するカリオストロ伯爵夫人ことジョジーヌ。彼女は権謀術数を駆使する怪人ボーマニャンを相手に、普仏戦争のどさくさで失われた秘宝をめぐる争奪戦にしのぎを削っていた。その闘争の最前線に一人の若者が割り込む。その名はラウール・ダンドレジー。彼こそは、のちの怪盗紳士アルセーヌ・ルパンその人だった。妖艶なる強敵を相手にした若きルパン、縦横無尽の大活躍。

著者等紹介

ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス][Leblanc,Maurice]
1864年フランス、ノルマンディー地方のルーアン生まれ。父は海運で財を成しており、ブルジョアの子息として、寄宿学校、兵役、欧州漫遊などを経験したのち、織機製造会社へ就職。だが仕事になじめずに辞職し、パリへ出る。新聞社などへ出入りして執筆業に精を出し、10冊ほどの作品を発表したが、文壇での評価は高かったものの、一般的には無名だった。1905年、40歳の時に友人の出版社社長に依頼されて書いたアルセーヌ・ルパンものが大ヒットとなり、以後30年以上にわたってシリーズの執筆を続ける。晩年には文学への貢献によりレジオンドヌール勲章を授与された。1941年、南フランスのペルピニャンで死去

平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生、早稲田大学文学部卒、中央大学大学院修了、フランス文学翻訳家、中央大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naoっぴ

77
面白かった!妖艶な女盗賊、謎の一団、ルパンが、秘宝をめぐり三つ巴の大争奪戦を繰り広げるエンタメ冒険活劇。ルパンがその名を使う前、ラウールだった頃の物語で、楽観的で自信にあふれ惚れっぽい金髪イケメン(に違いない)青年の生き生きとした姿が描かれている。恋愛ありアクションあり、ビジュアル的にも美女揃いでとても映像的だと思ったら、やはり何度か映画化されているのですね。時代背景は華やかでワクワクするし、若さいっぱいでちょっと自分勝手の成長途上なルパンも魅力的(*^^*) でもクラリスは大切にしないとね♪2016/10/12

アメフトファン

44
なんかスカッとする本を読みたいなと思って久しぶりに手に取りました。面白い!やっぱりルパンは最高ですね。この作品はまだルパンと名乗る前の作品で多少未熟なところもありますが、持ち前の行動力、胆力、知力。世界最高の怪盗ですね。そしてカリオストロ伯爵夫人。聖母のような美しさと残忍さそしてルパンとの恋。こんなに魅力的な敵もいないですね。フランスの物語らしい華やかさそして常に女性の味方というのがルパンの魅力なんでしょうね。子供の頃に戻ったようなワクワク感がありました。ルパンシリーズを一からまた読み始めたいと思います。2014/07/29

geshi

33
ミステリ要素はほぼ無くなってロマンス冒険活劇へと完全にシフトチェンジしている。作品最大の魅力はカリオストロ伯爵夫人ことジョジーヌのキャラクター。敵ですら篭絡してしまう美貌を武器に、目的のためなら命すら奪う冷酷さを持ち合わせる悪女っぷりが強力。そんな悪女が初めて知った愛や、ボーマニャンの愛憎渦巻く思いや、クラリスの純粋な恋心など、フランスらしい愛の吐露のストレートさに赤面しそうになるが、ロマンスで三つ巴の戦いを盛り上げているストーリーテリングはさすが。2016/07/26

ホームズ

30
何回読んでもラウールが勝手だ(笑)あっさりとカリオストロ伯爵夫人に恋をして行動を共にして彼女に失望してクラリスに戻って行くのが(笑)アルセーヌ・ルパンになるまえで華麗という感じではありませんが楽しめる作品で好きですね(笑)2013/07/29

らび

26
若き日のアルセーヌ・ルパンの未熟だけど後の大怪盗の片鱗が見て取れたし、稀代の悪女ジョゼフィーヌ(カリオストロ伯爵夫人)とクラリスの純真さの両極端ぶりがルパンの若気のとはいえこいつ!こんなゲス野郎だったか?なんかそれでも可愛いと思えてしまう、やっぱりルパン大好きです♡2019/06/05

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