ハヤカワ・ミステリ文庫
図書館の美女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 438p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784151745553
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ミラボーの町で、犬小屋や郵便受けが連続して爆破される事件が発生した。運悪く現場に居合わせた図書館長のジョーダンは、腕に怪我を負ってしまうが、そんな時、土地開発会社に勤めるジョーダンの昔の恋人が、上司と一緒に現われた。やがて町は開発をめぐり大騒ぎに。ついには殺人までもが起き、さらに新たな爆破事件で死者が…アガサ賞、マカヴィティ賞ダブル受賞作『図書館の死体』に続く面白さ抜群のシリーズ第二弾。

著者等紹介

アボット,ジェフ[アボット,ジェフ][Abbott,Jeff]
テキサス州ダラス生まれ。1994年に図書館の館長ジョーダン・ポティートを主人公にしたシリーズ第1作である『図書館の死体』を発表し、アガサ賞とマカヴィティ賞両賞の最優秀新人賞を受賞した

佐藤耕士[サトウコウジ]
1958年生、上智大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kochi

21
ジョーダンは30代の図書館長、母の介護のため、ボストンからテキサスの鄙びた街ミラボーに帰ってきた。しかし、コンドミニアム建設に端を発した開発企業対環境派の諍いに元恋人が絡み、やがて殺人事件と爆発で南部の夜が炎に染まり、退屈な田舎町なんて嘆いてられない状況に… 主人公の昔の恋人が現れて、今の恋人とやりあうところ、どうなることかと真剣に心配したが^_^、一パラグラフ一ジョークで、三角関係の罠を切り抜けることができるのか!?がスリリングで、田舎町を襲うサスペンスが倍増^_^ 図書館シリーズ続編は後2冊!2021/10/16

miri

12
田舎町の開発を巡るミステリーなのだが、何故か空気が抜けた雰囲気なのは、主人公を二人の女性が片方ずつ腕を引っ張っているから。昔の恋人と今の恋人に振り回される主人公が、いまいち優柔不断で立ち回り方が悪く、取り合うほど?という気持ちになる。ミステリーよりも、魅力不足の主人公の修羅場が印象に残っている。2019/06/04

やまゆ

9
いつの間にかモテモテになったジョーディ。いろいろ首をつっこみすぎたせいで大変なことに。このシリーズ映像化されてないのかな。ちょっと当たった小説はすぐ映像化される日本とは違うんだろうか。2015/11/22

あや

9
【図書館】ミラボーを舞台とした図書館長ジョーダン・ポティートのシリーズ第二弾。正直一作目の方が良かったですね。ドロドロでグチャグチャの人間関係重視で謎に捻りがない感じがしました。2010/11/16

6
こんな面白いのに読んでる人少な!(読メ登録しようとして一番に思ったこと)/ 図書館でシリーズ全巻借りてきました(司書さんに探すの手伝ってもらい、笑われました。)/娘が寝た後、夜に一気読みしました。贅沢な時間だったなぁ。相変わらず一気読みの面白さでした。ドラマ化とかできそう、やはりプロットが良い。/アメリカ北部と南部の、お互いへの印象や温度感を知れるのも面白かった。2024/11/08

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