内容説明
私立探偵アレックスのもとに、ドロシーという女が訪ねてきた。暴力的な恋人ブラックマンから逃げる手助けをしてくれという。彼はロッジに泊めるが、翌朝ロッジは荒らされドロシーの姿は消えていた。ブラックマンの仕業か?自責の念に駆られ、アレックスは彼女の行方を追うが、やがて麻薬密売に絡む二重三重の追跡劇の渦中へ!アメリカ探偵作家クラブ賞などトリプル受賞に輝いた『氷の闇を越えて』に続く注目の第2弾。
著者等紹介
ハミルトン,スティーヴ[Hamilton,Steve]
ミシガン州で生まれ育つ。IBMに勤務するかたわら書いたというデビュー作『氷の闇を越えて』は、セント・マーティンズ・プレス社とアメリカ私立探偵作家クラブが共催する私立探偵小説コンテストの1997年の最優秀作に選ばれ、翌年にセント・マーティンズ・プレス社より出版された。同書は、緻密なプロットと主人公の私立探偵アレックス・マクナイトを始めとする卓越した人物造形が書評子に絶賛され、1999年のアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞とアメリカ私立探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞に輝いた。『ウルフ・ムーンの夜』はアレックス・マクナイト・シリーズ第2作にあたり、前作と同様、好評をもって受けいれられた
越前敏弥[エチゼントシヤ]
東京大学文学部卒、英米文学翻訳家。訳書に『デッドエンド』レドウィッジ、『氷の闇を越えて』ハミルトン(以上早川書房刊)他
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感想・レビュー
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佐々陽太朗(K.Tsubota)
タツ フカガワ
bapaksejahtera
ハゲ郎
koo