内容説明
その夜、大学の物理実験室に遅くまでいた大学院生プリシラ・ソンは、何者かの襲撃を受けた。現場に残されたのは、被害者に加えられた凄絶な暴行の跡とコンピュータから発見された謎の７文字。容疑者は逃亡したメキシコ人職員とされたが、被害者がなにか重要な研究に従事していたらしいことから、異なった様相を呈し始める。新署長スコット・パリスは、シャーマンの老女や美人新聞記者アンの協力を得て、難事件に挑むが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
琵音
1
コロラド州の架空の大学町で起きた凄惨な殺人。解決にあたる警察署長と美人地元紙記者、そして時々顔を出す先住民のシャーマンの老女で警察署員の叔母とか、「パートタイムの手品師」とか。解説にもありましたが、本格推理のストーリーにちょっとオカルティックな要素が絡んでいる。結構好みな内容。2016/01/25
