ハヤカワ文庫<br> アガサ・クリスティーの秘密ノート〈上〉

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ハヤカワ文庫
アガサ・クリスティーの秘密ノート〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 391p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784151301018
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0198

出版社内容情報

クリスティーの屋敷で、小部屋の奥にしまいこまれていた70冊以上のノート。そのページには、ミステリの女王の創作の秘密が……興奮に震えながらノートを調べると、さらなる驚きが待っていた。そこには、未発表の短篇、それも名探偵ポアロが活躍するオリジナルの短篇ミステリ2作が眠っていたのだ! さまざまな事情からついに陽の目を見なかった幻の作品を完全収録。世界を驚かせた話題作!

内容説明

クリスティーの屋敷で、小部屋の奥にしまいこまれていた70冊以上のノート。そのページには、ミステリの女王の創作の秘密が…興奮に震えながらノートを調べると、さらなる驚きが待っていた。そこには、未発表の短篇、それも名探偵ポアロが活躍するオリジナルの短篇ミステリ2作が眠っていたのだ!さまざまな事情から陽の目を見なかった幻の作品をついに完全収録。世界を驚かせた話題作。

目次

前書き 陽光のなかの影―グリーンウェイでの幕間劇、一九五四年の夏
1 予告殺人―作家としてのスタート
2 もの言えぬ証人―ノートに記された証拠
3 動く指―仕事中のアガサ・クリスティー
4 鳩のなかの猫―童謡殺人
5 目隠しごっこ―殺人ゲーム
6 車中の娘―乗物の殺人
付録 白鳥の歌―最後の作品
ケルベロスの捕獲―(『ヘラクレスの冒険』第十二の事件)

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

カラン,ジョン[カラン,ジョン][Curran,John]
クリスティー作品の愛好家であり、“アガサ・クリスティー・ニューズレター”の編集を手がけてきた。クリスティーの居宅であるグリーンウェイ・ハウスの修復作業のコンサルタントをつとめ、クリスティーの孫のマシュー・プリチャードと共にアガサ・クリスティー・アーカイヴを設立した。アイルランドのダブリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

56
クリスティ文庫をちょうど100冊読み終えたと思ったら、本屋さんに平積みされていました。 読んだばかりの本に関する記録なので、とても参考になりました。 この記録を見てから、また読み直そうと思いました。 アガサクリスティを二度楽しむのによい資料です。できれば、全巻読んでから読むか、読み進むのに辛いなと思ったときに読むことをお勧めします。 ps. 巻末に未発表短篇「ケルベロスの捕獲」を掲載。「ヘラクレスの冒険」掲載の同名のものと比較して読んでみました。同じ部分がなかなか見つからず、うまく解読できていません。2012/04/29

Kiyoshi Utsugi

43
アガサ・クリスティが亡くなって何十年も経ってから70冊以上の本が見つかり、それをジョン・カランがまとめたもの。 いろんなアイデアを考えた中から選択して作品として仕上げたということがよく分かる。 秘密ノートの中には、二作の未発表の短編があったようで、上巻、下巻にそれぞれ一作ずつ収録されてます。 上巻には「ヘラクレスの冒険」の事件の一つであった「ケルベロスの捕獲」の別バージョンが収録されてます。 登場人物の一人ヘルツラインがヒットラーのことのようで、当時の時代を考えるとさすがに発表出来なかったようです。2021/10/30

旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

18
クリスティの創作メモが綴られた73冊のノート。クリスティファンならば、一度は本物を目にしたいと思うが遠い外国にあっては見ることもままならないし、見たとしても英語がわからない。そんな日本人の一ファンにも、ノートのエッセンスを伝えてくれる素晴らしい本。ノートの中にはプロットのアイディアや登場人物の候補があり、クロスワードの答えや打ち合わせのメモなどが、思いつくままに自由に書いている姿が想像できる。「ひとつのアイディアから無限とも思われるバリエーションを紡ぎだす才能」…このノートの混沌としたメモから窺い知れる。2022/02/20

花乃雪音

18
《アガサ・クリスティーニューズレター》の編集に携わった筆者がクリスティーの創作メモを紹介する。ネタバレしているものの元ネタの小説を読んでいないと理解しずらい所が多々ある。クリスティーが三代目会長をつとめた「ディテクション・クラブ」の規則は「ノックスの十戒」を思い起こさせる、ノックスもクラブの会員だったので十戒はノックスが作ったというよりクラブで磨き上げられたものをノックスがまとめたと推測した。2020/12/04

giraffer SACHIヽ(*^^*)ノ少しずつですが毎日読んでます!

17
『死者のあやまち』の舞台にもなった、グリーンウェイ・ハウスの とある本棚の段ボール。そこに入っていたペン習字用の70冊を超える古いノート。そこには、出版された内容と同じメモや、使われなかったアイデア、別の作品で使うことになったアイデアなどが盛りだくさん。私の“クリスティもの”は何度も再読しているマープルシリーズ、何年も遅れて読み始めたポアロシリーズには、まだ未読の作品もあるのだけど、未読 既読を含めて“読みたい”気持ちがフツフツとさらに沸き起こる。 そして作品作りに対しての綿密な思考・・・私もガンバロウ2015/08/19

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