ハヤカワ文庫<br> なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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ハヤカワ文庫
なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 463p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151300783
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

牧師の息子ボビイは、ゴルフの最中に崖下に転落した瀕死の男を発見した。男はわずかに意識を取り戻すと、ボビイに一言だけ告げて、息を引き取った。「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」―幼なじみのお転婆娘フランキーとともに謎の言葉の意味を追うボビイ。若い男女のユーモアあふれる縦横無尽の大活躍。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

田村隆一[タムラリュウイチ]
1923年生、1943年明治大学文芸科卒、1998年没、詩人、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

射手座の天使あきちゃん

192
連休中にやっと読めました いわゆるミステリーの巨匠たちの名作、先ずはA・クリスティーの「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」 ミステリーというよりは伯爵令嬢と牧師の息子のラブコメ&冒険活劇のようなテイストでした。 最初にしてはちょっと選択ミスがあったかもですね(笑) どなたかクリスティーのお勧め作品教えて下さいませ m(_ _)m2020/05/10

nobby

159
いわゆるダイイング・メッセージとして残された『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』このタイトルそのまま気になるばかりの真意がとにかく最後まで明かされない…そもそもエヴァンズって誰!?と度々疑問視ながらも、ずっと放置状態(笑)それでもノンシリーズな物語は、今で言うならニート男子と伯爵令嬢の冒険ミステリを存分に楽しめる。いや次々と登場する人物名や事柄がごっちゃになったり、反則的な特技に行き着くのはご愛嬌でユーモアたっぷり面白い!そんでもって、ようやく知れたエヴァンズの真実をほぼオチに使うセンスがたまらない♬2020/03/25

hiro

145
『米澤穂信と古典部』で紹介されていたこの作品の題名が気になり、久しぶりのクリスティー作品を読んだ。人がいい、もと海軍軍人の牧師の四男坊ボビイは、崖の上から転落した男を発見した。その男の最期の言葉が題名の「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」だった。この言葉を手掛かりに、ボビイと伯爵令嬢フランキーの若い二人の素人探偵が真犯人探しを始める。残念ながらクリスティー作品のベストテンには選ばれないと思うが、テンポがあって読みやすく、犯人探しのヒントもきっちり書かれている、さすがクリスティーといえる作品だった。2018/02/07

みつ

97
先日衛星放送でTV放映されていた作品。やはり原作を読みたくなって、番組は第一回で切り上げこちらへ。クリスティのいわゆるノン・シリーズの一作で、ポワロもマープルもバトル警視も、そもそも警察官自体ほぼ登場しない。「なぜエヴァンズに頼まなかった」という言葉を残して死んだ男を巡り、謎を追う牧師の息子ボビィと幼馴染の伯爵令嬢フランキー。不審な人物が多く犯人像は絞りきれない中で、あの手この手で関係者に近づき危ない目にも遭いながら真相に辿り着く。とりわけフランキーの向こう見ずな行動が爽快感に満ち、頁を繰る手が止まない。2023/12/10

chantal(シャンタール)

95
【月イチでクリスティ】むかーし、NHKのドラマで見て、画面の一部も覚えてるのに、どんな話だったかはすっかり忘れていたこちら。シリーズものではないが、若い伯爵令嬢と牧師館の四男坊が殺人事件を追う。「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」この題名からして秀逸。二人の冒険が楽しい。令嬢に引きずられる形の四男坊が可愛いのよね。事件の方もなかなか真相が見えず、最後はハラハラドキドキ。面白かった!そして最後の最後の場面、ドラマではどんなだったかなあ、きっとすごく絵になってただろうなあ❤️2021/06/09

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