ハヤカワ・ミステリ文庫<br> セーフハウス

ハヤカワ・ミステリ文庫
セーフハウス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 521p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150796099
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

バークに接触してきた女はクリスタル・ベスと名乗った。ストーカーから女たちを守るための隠れ家を経営しているという。彼女に依頼され、バークはストーカーから一人の女を救いだした。腕前に満足したクリスタル・ベスは、彼女自身もある男から脅迫を受けていると告白する。男の正体を探るバークの前に狂信的なネオ・ナチ集団の影が!アウトロー探偵バークが身を挺して巨大な悪を討つ、シリーズ第10弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

42
今回はバークのところに、昔のムショ仲間が厄介事を持ち込んでくる。重罪で前科二犯の通称ハークは、ちょっと思慮の足りない男ではあるが、義理人情に厚いいい漢。調査に乗り出したバークにある女、クリスタル・ベスが接触してくる。クリスタル・ベスは、DV女性のための隠れ家「セーフハウス」を運営しており、この組織に庇護された女性と自分自身を守るために、ある男との対決を強いられており、その助っ人としてバークに白羽の矢を立てたのだ。そこにもう一つ、白人至上主義者(ネオナチ)の秘密結社への潜入捜査、という筋書きが絡んでくる。2021/08/27

GAKU

36
バークシリーズ第10作。今回は中盤以降まで私にはストーリーがわかりづらかった。このシリーズは最初の方が良かったな。残りの2作もずっと以前に購入しているので、おいおい読む事にします。 2023/11/30

bapaksejahtera

7
今回のテーマは児童虐待よりもドメスティックバイオレンス。これまで脇役だったネオナチの集団がこのテーマの担い手として登場する。例によってか回りくどい仕掛けでバークに近づいた女性は、ストーカーから女性を匿う組織の運営者だ。小説後半に女性らを襲う百科全書的事例紹介があるが、ネオナチの行動様式といい、今作には理念が強く表出し、最初の作品群のような童話的な雰囲気や滑稽味が薄れている。翻訳にもなんとはなく違和感がある。「いいか」で済むところ頻に繰り返される OK? All right? 。暫くこのシリーズは休憩だ。2020/10/28

タナー

6
アウトロー探偵バーク・シリーズはひと通り読んでいるはずなのだが、今作はちょっと記憶が曖昧。ストーカーに悩まされる女性たちのための"セーフハウス"が物語の舞台なのだが、結局どういうストーリーなのかということになると、少々解り辛い。バークのファミリーのメンバー - マックス、プロフ、ミシェル...- の出番が少ないということもあるのかもしれない。好きなシリーズではあるが、「それで結局どうなったの?」という疑問が残る一作。 2016/01/26

れじい

2
すごく久しぶりにヴァクスを読んだけど、訳が合わないのか、頭に入ってこなかった。 うーん、次は良いかなあ...2019/01/04

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