内容説明
プロの警官は捜査にけっして私情をはさまない。殺人課でもこわもてで知られるおれは、常に冷徹なプロだが、今度の事件ばかりはちがった。かねて捜索中の連続殺人犯グループが恋人のジェニファーを連れ去ったのだ。今ごろはもう殺されているかもしれない。おれは体じゅうの血がたぎるのを感じた。なんとしてでも奴らを見つけ出してやる。野性を秘めた男の壮絶な復讐劇を描き、全米書評子を唸らせた大型新人のデビュー作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
icchiy
7
邦題もダサいが、中身もう〜ん、なんだかねぇ。 愛しい恋人を変質者グループに誘拐されたので、リベンジで刑事の立場を利用してどんどん犯人を殺害してゆく話。でも、その犯人だとおもっていたグループがああ勘違いって、なんなのよ。真犯人も最後に絡んでくるんですがなんかとってつけたような感じ。久しぶりに駄作に出会ったなぁ。1992年の作品。2019/01/05
嫁宮 悠
0
ソルトレイクで刑事をやっているおれは、相棒のデイヴと共にある連続誘拐事件を追っていたが、やがて三人の男にアタリをつけた。多少汚い手を使い、おれは奴らが犯人であることを確信するに至ったが、しかし、証拠がない。そんな折、さる事情からおれの家に匿い、いい雰囲気にもなっていたジェニファーが何者かに誘拐されてしまった。現場では例のピックアップ・トラックが目撃されている。間違いない、あいつらだ。あのクズどもだ。おれは二週間の休暇をもらい、準備に取り掛かった。…ジャケ買いでしたが、アタリでした。2016/03/10