ヨーロッパ視覚文化史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 606p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887217768
  • NDC分類 778.4
  • Cコード C0022

内容説明

レオナルド、中世錬金術、キルヒャー、そして全景図(パノラマ)、透視図(ジオラマ)、幻灯(マジック・ランタン)、立体写真(ステレオスコープ)、覗きメガネ(コズモラマ)、光の箱(カメラ)…エディソン、リュミエール兄弟出現までの“光学的表現(イコン)の海”を航行し、民衆の“眼=思考”の変遷を図版122点とともに考察する。

目次

船の櫂としての両眼
視覚の世界を航海するヨーロッパ地図のために
眼と光、驚異的な世界の創造と征服
広場と歩みの痕跡
新たな人工の眼と驚異の箱
マジック・ランタン
虹の色彩に没頭する
新世界(覗きからくり)
魂の亡霊
コズモラマ(覗きメガネ)の悲劇〔ほか〕

著者等紹介

ブルネッタ,ジャン・ピエロ[ブルネッタ,ジャンピエロ][Brunetta,Gian Piero]
1942年、北イタリア、チェゼーナ生まれ。映画評論家、映画史家、パドヴァ大学教授。イタリアの優れたメディア文化活動に対して贈られる、ジャン・ミトリー賞(2000)、フライアーノ賞(2002)を受賞。主にイタリア国内で旺盛な著作活動を行っている

川本英明[カワモトヒデアキ]
1955年、奈良県生まれ。翻訳家。早稲田大学在学中よりイタリア語を学ぶ。ペルージャ国際大学留学後より、イタリア文学、イタリア映画研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bevel

0
ちょっと訳がいやだった。 原題“della camera oscura”じゃなくて”dalla”じゃないの?()「」《》の使い分けが分からない。引用部分の鍵カッコが抜けている所がある。比喩的表現に注釈をつけていない。図版たくさん使ってるのに、該当箇所の指示がほぼない。機械的に直訳しているのか、訳者は理解しているが前提知識に欠ける読者には配慮せず訳しているのか、どちらにしても読ませる気がない。助詞の使い方が雑。というか固有名詞の訳も変だし、そもそも日本語が苦手なのではないかと思うくらい読みづらい。2022/08/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/650408
  • ご注意事項