出版社内容情報
元恋人から依頼を引き受けた探偵ヴィクは、二十五年前に起きた殺人の真相を追う。事件の裏に潜む巨大な闇とは!? 待望の最新刊!
サラ・パレツキー[パレツキー サラ]
山本 やよい[ヤマモト ヤヨイ]
内容説明
25年前、ヴィクの地元で起こった殺人事件。元恋人からその再調査を依頼された彼女は、刑を終えた犯人を訪ねるものの、強く拒絶されてしまう。事件関係者にはなぜかウォーショースキー家の人間を激しく敵視しているものがいる。どうやらヴィクのいとこにして人気スポーツ選手だった、ブーム=ブームと何か関係があるようなのだが…。生まれ育った街の巨悪と過去の因縁。最大のピンチの中で見つけ出した逆転の糸口とは?
著者等紹介
パレツキー,サラ[パレツキー,サラ] [Paretsky,Sara]
1947年アイオワ州生まれ、カンザス州で育つ。カンザス大学を卒業後、シカゴ大学で政治学の博士号を取得し、以来シカゴ在住。1982年にV・I・ウォーショースキー・シリーズの第1作『サマータイム・ブルース』で作家デビュー。1988年に『ダウンタウン・シスター』で英国推理作家協会(CWA)のシルヴァー・ダガー賞を獲得。2002年には同賞のダイヤモンド・ダガー賞(巨匠賞)を受賞し、さらに2003年の『ブラック・リスト』で同ゴールド・ダガー賞も受賞した
山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
同志社大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
57
依頼者は、幼なじみで元恋人フランク・グッツオ。娘を殺したとして服役していた母親ステラが出所したが、母親は未だに自分は娘を殺してはいないと言い続けていて、母親の無実を証明してほしいというのだ。2人が生まれ育ったのは、シカゴの貧民街。誰もがそこから抜け出そうともがくが、それができるのは運のいい者だけ。だからこそ親の子どもへの期待は高まり、子どもも子どもなりのやり方でそこから抜け出そうとする。そんな街から抜け出していったウォーショースキー一族と知り合いだったことがグッツオ家の不幸だったのかもしれない。2023/09/21
みみずく
23
今年最後にヴィクに会えて嬉しい。今作はヴィクの生まれ育った地域サウスサイドが舞台。ヴィクがそこから抜け出るために叱咤激励していた母ガブリエラのお陰で今のヴィクがあるのよね…と正反対の母親が登場して思った。故郷から出ていくということが「裏切り者」と言われてしまう場所の怨念のような強い磁力が、今回ヴィクが関わった事件で絶えずつきまとう。肉体的危険も相変わらず多くて、いくらなんでも無茶しすぎではないか…とロティの気持ちに共感。でもやはり事件の終わらせ方がかっこよくてさすがヴィク!と読み終えた。2016/12/29
kyoko
20
ヴィクの冒険物語。今回も古い親戚がわらわら出てきてヴィクは戦わざるを得ない状態に陥っていく。年は取ったけど今回もタフなヴィクが堪能できてよかった。IT関係もかなり上達してきて、初期の頃とは捜査方法も変わってきたなーというのが実感。法律すれすれというか、違法捜査は相変わらず、減らず口も相変わらずで、お見事でした。2017/01/07
のざきち
19
パレツキー初読。V.I.ウォーショースキーシリーズ17作目。舞台はヴィクが生まれ育った街、シカゴ。昔の彼氏から25年前の事件...彼の母親が妹を殺害した事件...の再捜査を依頼されたヴィク。やがてウォーショースキー家が絡む過去の因縁や街に蔓延る巨悪の存在が明らかになっていく...とにかく熱いヴィク。危険を恐れずひたすら突っ込んでいく姿が印象的。物語も中盤あたりからスピード感を増し、一気に読破できました。できればシリーズ物ゆえに、1作目から順に読んでいた方がより面白かったのかもしれませんね。2020/05/30
Masa
13
読了。相変わらず、というかホント回を増すごとに面白くなってくる! みんな歳のとりかたが美しい。ジェイクは男だったなぁ。ミスタ・コントレーラスもコンラッドもボビーもフリーマンも、他にも昔からのV・Iの仲間が適度に登場してお祭りみたいだった。しかし今回は危なかったぞV・I! 翻訳されてる長編はあと一作? 今年は彼女で締め括りたいな。2020/11/21
-
- 電子書籍
- ようこそ終末世界のゾンビワールド【タテ…




