内容説明
地下鉄のホームから突き落とされて危うく死にかけたエマは、数日後、今度は車に追い回されて轢き殺されそうになった。心配する夫は彼女にボディガードがわりの探偵をつける。だがほどなく、エマの命を狙っていた男が射殺体で発見された。撃ったのは夫か、探偵か?そもそも男はなぜエマを狙ったのか?愛憎渦巻く街で交わされるのは、愛のキスか、あるいは死の接吻か…美しい人妻をめぐる殺人事件を鮮烈な筆致で描く。
著者等紹介
井上一夫[イノウエカズオ]
1948年慶応義塾大学文学部卒、英米文学翻訳家。訳書に「寡婦」「ラスト・ダンス」、マクペイン、「007/黄金の銃をもつ男(改訂版)」フレミング(以上早川書房刊)他多数
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
29
2001年7月19日読了。87分署シリーズ第44弾。エド・マクべイン、2005年永眠。自分に多大なる影響を与えてくれた、巨星に心より合掌。2001/07/19
アーチャー
6
87分署シリーズ第44作目。前作で殺されたキャレラの父親の裁判の行方と、殺し屋に命を狙われる人妻の事件を描いているが、どちらの結末も少々苦く、シリーズの中では平均的な面白さに終わった感があります。個人的にはこれくらいの分厚さになると文庫版よりも、ポケミス版の方がしっくりするなと思うのでありました・・・。2012/08/17
涼
0
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2007/05/post_dce9.html2017/04/23
Ayah Book
0
ごめんなさい、ギブアップでした。パラパラと飛ばし読み。。。 2016/01/25
八百蔵
0
良く出来ている。レベルの高い刑事もの。2020/01/27
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- 和書
- 思春期の性と行動