出版社内容情報
輸血、iPS細胞、ゲノム編集――生命の最小単位から、人類の未来が見える。ピュリッツァー賞受賞の作家兼医師が描く壮大な物語
【目次】
内容説明
17世紀、科学者フックは植物を構成する小さな「部屋」を発見した。後に「細胞」と呼ばれるそれは、生物学や医学に革新的な視点をもたらす。19世紀、医師ウィルヒョウは病を細胞の異常として捉え、さらに細菌学の父コッホはそれまで主流だった瘴気説を覆し、医学は実証的な学問へと進化した。現代の医療や生命倫理の枠組みを形作った、生命の最小単位を巡る発見と探求の年代記。『細胞―生命と医療の本質を探る―』改題
目次
第一部 発見(起源細胞―目に見えない世界;可視化された細胞―「小さな動物についての架空の物語」;普遍的な細胞―「この小さな世界の最小の粒子」;病原性の細胞―微生物、感染、そして抗生物質革命)
第二部 ひとつと多数(組織化された細胞―細胞の内部構造;分裂する細胞―生殖と体外受精の誕生;手を加えられた細胞―ルルとナナ、そして背信;発生する細胞―細胞が生物になる)
第三部 血液(休まない細胞―循環する血液;治す細胞―血小板、血栓、そして「近代の流行病」;守る細胞―好中球と病原体との闘い;防御する細胞―誰かと誰かが出会ったら)
著者等紹介
田中文[タナカフミ]
東北大学医学部卒業、医師、翻訳家
ムカジー,シッダールタ[ムカジー,シッダールタ] [Mukherjee,Siddhartha]
医師、がん研究者(血液学、腫瘍学)。コロンビア大学医学部准教授。1970年、インドのニューデリー生まれ、スタンフォード大学(生物学専攻)、オックスフォード大学(ローズ奨学生。免疫学専攻)、ハーバード・メディカル・スクールを卒業。デビュー作『がん―4000年の歴史―』(2010年)は、ピュリッツァー賞、PEN/E・O・ウィルソン賞、ガーディアン賞など多くの賞を受賞し、《タイム》誌の「オールタイム・ベストノンフィクション」にも選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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