出版社内容情報
「差異」への欲求こそが、資本主義を加速させる。カウンターカルチャーの欺瞞を暴いた名著。新たな序文を付す。解説:稲葉振一郎
内容説明
ビートニク、ヒッピー、パンク。50年代から今日まで続くカウンターカルチャーの思想は、体制への反逆を掲げながらその実、快楽と「差異」への欲望を煽ってカネを生み、資本主義を肥らせているにすぎない―実効性なき「反体制」の欺瞞を哲学×経済学の見地から暴き出すとともに、ルールや規制によって社会を具体的に変えることを追求する里程標的名著。刊行15年を総括する序文1万字を付した新版。
目次
第1部(カウンターカルチャーの誕生;フロイト、カリフォルニアへ行く;ノーマルであること;自分が嫌いだ、だから買いたい;極端な反逆)
第2部(制服と画一性;地位の追求からクールの探求へ;コカ・コーラ化;ありがとう、インド;宇宙船地球号)
結論
後記
著者等紹介
ヒース,ジョセフ[ヒース,ジョセフ] [Heath,Joseph]
1967年生まれ。哲学者。トロント大学哲学部教授。同大学ムンク国際問題・公共政策大学院教授。同大学倫理学センター元所長
ポター,アンドルー[ポター,アンドルー] [Potter,Andrew]
1970年生まれ。ジャーナリスト。トロント大学で哲学の博士号を取得。「オタワ・シチズン」紙の編集長を務めた後、現在マギル大学マックスベル公共政策大学院准教授
栗原百代[クリハラモモヨ]
翻訳家。1962年生。早稲田大学第一文学部哲学科卒、東京学芸大学教育学修士修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古古古古古米そっくりおじさん・寺
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