ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 黒い迷宮〈上〉―ルーシー・ブラックマン事件の真実

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黒い迷宮〈上〉―ルーシー・ブラックマン事件の真実

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505028
  • NDC分類 326.23
  • Cコード C0198

出版社内容情報

2000年、六本木で働いていた英国人女性が突然消息を絶った。《ザ・タイムズ》東京支局長が丹念な取材をもとに事件の真相に迫る。

内容説明

2000年7月、六本木でホステスとして働いていた元英国航空の客室乗務員、ルーシー・ブラックマンが突然消息を絶った。英国から来日した家族の必死の働きかけにもかかわらず、警察の初動は遅く捜査は進展しない。支援者が現れる一方でルーシーへのいわれなき誹謗中傷が飛び交う。彼女は一体どこへ消えてしまったのか?事件の知られざる真相に、“ザ・タイムズ”東京支局長が10年越しの取材で迫る渾身のルポルタージュ。

目次

プロローグ 死ぬまえの人生
第1部 ルーシー(正しい向きの世界;ルールズ;長距離路線)
第2部 東京(HIGH TOUCH TOWN;ゲイシャ・ガールになるかも(笑)!
東京は極端な場所)
第3部 捜索(大変なことが起きた;理解不能な会話;小さな希望の光;S&M;人間の形の穴;警察の威信;海辺のヤシの木)

著者等紹介

パリー,リチャード・ロイド[パリー,リチャードロイド] [Parry,Richard Lloyd]
英“ザ・タイムズ”紙アジア編集長および東京支局長。1969年生まれ、英国・マージーサイド州出身。オックスフォード大学卒業(英文学専攻)。1995年に“インディペンデント”紙の東京特派員として来日。2002年より“タイムズ”紙へ。東京を拠点に、日本、韓国・北朝鮮、東南アジア地域を主に担当。これまでにアフガニスタン、イラク、コソボ、マケドニアなど27カ国・地域を取材し、イラク戦争、北朝鮮危機、タイやミャンマーの政変、東日本大震災などを報じてきた

濱野大道[ハマノヒロミチ]
ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語および韓国語学科卒、同大学院タイ文学専攻修了、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

007 kazu

33
2000年に起きた英語人女性の失踪事件を追うノンフィクションの名作。悲劇の結末こそ既知であるが、上巻は報道だけではしれない捜査過程や家族達の奮闘を描く。沖縄で開催されるサミットのタイミングに合わせて日英両国の首相を動かし、メディアを巻き込む家族の執念を感じる一方、気が狂わんばかりの家族達に真相を知っているが如く近づき詐欺を働く輩までいたことを知る。別の所轄が別件で被疑者に迫っていたのに失踪事件との関連に気づかなったのはは残念。夜の街六本木に迫っているところも読み出がある。被疑者逮捕で下巻へ2023/01/12

gtn

11
両親にとって混乱と恐怖以外の何物でもない。極東に去った娘。まず、娘が生活の糧としたホステスというシステムが分からない。そして永遠に目の前に現れない娘。言い寄ったであろう何人かの男の存在。新興宗教というカルトの匂いも感じさせる。こんなときに、夫婦の溝が完全に埋められず、互いを頼ることもできない。極限まで追い詰められた親に、著者はナショナリズムを刺激され、この本が世に出る。2019/06/03

hikarunoir

7
織原の全存在/人生から滲む「疚しさ」、この卑劣な所業がお前にとってベティへの復讐で「大人になる」ことなのかと問いたい。圧倒的リーダビリティ。2022/03/18

さとむ

5
後輩から一気読み、確実です。 と勧められ、ホントにその通りに。

Ted

4
'15年4月刊。◎翻訳とは思えないほど日本語がこなれているので読みやすい。訳者の文章力のレベルが高いのもあるが原文が明晰で優れたノンフィクションということもあるだろう。被害者の性格や生い立ちなど事件当時は分からなかった側面が掘り下げられている。当時は、サングラスをかけ奇妙な踊りのポーズを切り取ったルーシーの映像が印象操作をするかのようにテレビで垂れ流されていたが、本書を読んだ後だとあれにはかなり悪意があったと思える。2018/05/31

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