出版社内容情報
2000年、六本木で働いていた英国人女性が突然消息を絶った。《ザ・タイムズ》東京支局長が丹念な取材をもとに事件の真相に迫る。
内容説明
2000年7月、六本木でホステスとして働いていた元英国航空の客室乗務員、ルーシー・ブラックマンが突然消息を絶った。英国から来日した家族の必死の働きかけにもかかわらず、警察の初動は遅く捜査は進展しない。支援者が現れる一方でルーシーへのいわれなき誹謗中傷が飛び交う。彼女は一体どこへ消えてしまったのか?事件の知られざる真相に、“ザ・タイムズ”東京支局長が10年越しの取材で迫る渾身のルポルタージュ。
目次
プロローグ 死ぬまえの人生
第1部 ルーシー(正しい向きの世界;ルールズ;長距離路線)
第2部 東京(HIGH TOUCH TOWN;ゲイシャ・ガールになるかも(笑)!
東京は極端な場所)
第3部 捜索(大変なことが起きた;理解不能な会話;小さな希望の光;S&M;人間の形の穴;警察の威信;海辺のヤシの木)
著者等紹介
パリー,リチャード・ロイド[パリー,リチャードロイド] [Parry,Richard Lloyd]
英“ザ・タイムズ”紙アジア編集長および東京支局長。1969年生まれ、英国・マージーサイド州出身。オックスフォード大学卒業(英文学専攻)。1995年に“インディペンデント”紙の東京特派員として来日。2002年より“タイムズ”紙へ。東京を拠点に、日本、韓国・北朝鮮、東南アジア地域を主に担当。これまでにアフガニスタン、イラク、コソボ、マケドニアなど27カ国・地域を取材し、イラク戦争、北朝鮮危機、タイやミャンマーの政変、東日本大震災などを報じてきた
濱野大道[ハマノヒロミチ]
ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語および韓国語学科卒、同大学院タイ文学専攻修了、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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