ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 大日本帝国の興亡〈1〉暁のZ作戦 (新版)

個数:
電子版価格
¥1,364
  • 電子版あり

ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫
大日本帝国の興亡〈1〉暁のZ作戦 (新版)

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 419p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504342
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0121

出版社内容情報

1936年の2・26事件から1945年の敗戦まで、激動の歴史を膨大な資料とインタビューを基に描いたドキュメントの決定版。(全5巻)

内容説明

いまなお論議を呼ぶ太平洋戦争とはいかなる戦いだったのか?3年9カ月に及ぶ大戦の全貌を日米双方の視点から描き出すピュリッツァー賞受賞作。1巻はその前史となる二・二六事件、満州事変、日中戦争、日独伊三国同盟、日米交渉決裂、真珠湾奇襲前夜までを詳述。未発表文書を含む膨大な資料を駆使し、日・米・アジア各地で500人余にインタビューを行ない完成させた傑作ノンフィクション。ピュリッツァー賞受賞作。

目次

1部 燃え上がる「下剋上」(五十四年ぶりの大雪;総理官邸に非常ベル ほか)
2部 盧溝橋に響く銃声(追放された皇道派;近衛内閣誕生 ほか)
3部 太平洋戦争への序曲(スーツケースと風呂敷;三国同盟調印 ほか)
4部 異例の「白紙還元」(十月には峠を越す;迫る最終期限 ほか)
5部 運命のハル・ノート(東条の三提案;ハルの誤解 ほか)
6部 暁のZ作戦(日本海軍の基礎戦略;真珠湾奇襲計画 ほか)

著者等紹介

トーランド,ジョン[トーランド,ジョン] [Toland,John]
1912年、ウィスコンシン州ラクロス生まれ。ウィリアムズ・カレッジでジャーナリズムを専攻。第二次世界大戦中は陸軍航空部隊勤務(大尉)。戦後、フリーランス・ライターとなり、「ルック」、「ライフ」誌等に寄稿。日本、台湾、グアム、東南アジアの各国を訪れて約500人にインタビュー取材し、5年の歳月をかけて完成させた『大日本帝国の興亡』は、1971年度ピュリッツァー賞を受賞した。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

353
起筆部をトーランドは2・26事件から書き起こす。すなわち、彼は日本が全面戦争に突き進んでいく(転がり落ちていく)発端をここに見ているのである。確かに、事件に対する軍部(陸軍主流・統制派)の定見の無さは真に象徴的である。軍部はこの後もひたすらに場当たり的に事に処するばかりで、パースペクティヴを持っていない。一つの戦線(あるいは戦域)での勝ち負けが、全体の趨勢の中でどのような意味を持つのかといった視点が決定的に欠けているのだ。その意味では皇道派の方がずっとそうした視座を持っていただろう(決して支持している⇒2019/09/21

skunk_c

67
もう50年以上前の本だが、アメリカ人が日本側からの視点を取り入れて書いたアジア太平洋戦争史の第1巻で、さすがピューリッツァー賞を取っただけのことはある内容。2・26事件から書き始め、大戦前夜の日米のやりとりがメインになっている。後にルーズヴェルト陰謀論に傾く著者だが、本書ではむしろ陰謀論を否定している。ハルに対する評価が非常に厳しく、ホーンベックに加え彼の頑迷なまでの原則主義が日本を追い込んだという印象で書かれている。一方日本に関しては松岡洋右のか条な振る舞いを批判する一方、東条英機の評価は割と穏やか。2022/07/11

けやき

40
【再読】アメリカ人著者による太平洋戦争のノンフィクション。日本の立場にたって書かれている。1巻は二・二六事件から真珠湾攻撃の前夜まで。日本のまずい外交が目立つ。2024/08/04

けやき

33
太平洋戦争のノンフィクション。一巻は二・二六事件から真珠湾攻撃の前夜まで。開戦前の外交交渉の実態や真珠湾攻撃の成功の前に費やした準備など、色々な発見がありますね。太平洋戦争をわれわれの祖先はいかに生きたかを知るのに読んでみるといいのでは、と思いました。2016/07/14

てんちゃん

30
太平洋戦争の流れを知るために最適な一冊。戦後四半世紀後に膨大な資料と日・米・アジア各地で500人余にインタビューを行ない完成させたノンフィクション。ピュリッツァー賞受賞作。第1巻は二・二六事件から真珠湾奇襲前夜までを詳述。 著者は米軍に所属していたと同時に日本人の妻を持ち、妻の協力の下この作品を作り上げている。よって、著者はこの時代の日本人を、現代の私たちよりも理解し共感をもって描いている。台詞や些細な動作まで描かれており、歴史小説として読んでも非常に面白い。復刻されて然るべきな本。かなりお勧めです。2017/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9756009
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品