内容説明
「優秀な編集者は、必要な天賦の才能に恵まれた人である」作家獲得と同時にすぐれたスタッフを揃えることに腐心したランダム・ハウス社は、ミッチェナーの『ハワイ』など続々とベストセラーを出していった。一方、サーフ自身もユーモア作家の仲間入りをし、講演やテレビで活躍するようになる。トルーマン・カポーティ、ジョン・オハラ、アーウィン・ショー…、綺羅星のごときアメリカ文壇の巨人達との交遊を軸に、出版権の売買事情やペーパーバックの登場など出版界の裏話を交えながら語る、ランダム・ハウスの50年。
目次
妻フィリス
戦争
大衆作家サム・アダムズ
ガーシュウィンの思い出
戦争公債募集運動
講演
マディスン街457番地
ペーパーバック
本の書き手の意見
リーダーズ・ダイジェスト誌
〈私は誰でしょう?〉
きわ物出版社ガイス書店
編集者
天才トルーマン・カポーティ
『蛇の穴』
『アメリカン・カレッジ辞典』
南部人“レッド”・ウォレン
理想的な作家
『証人』『FBI物語』
「2パーセントの人びとが、大衆を養っている」
モス・ハート
癇癪玉ジョン・オハラ
株式公開
クノップと合併する
株式上場
「彼が部屋にはいってくると、そこにいた人びとは彼がいなかったときより、ちょっぴり楽しくなった」
感想・レビュー
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