中公新書<br> 投資家から見た株式市場―バブルの構造と市場再生の条件

中公新書
投資家から見た株式市場―バブルの構造と市場再生の条件

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012944
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C1233

内容説明

株価の低迷が続いている。株価維持策で上昇しても、時を経ずして元の木阿弥だ。株価が企業収益や経済の実態を反映していないからである。下落の責任を株価指数先物取引に押し付け、市場の活性化を自己株式償却に求めても問題の解決にはならない。非効率な企業経営を促進して日本経済を低収益体質に陥れた構造を改めなければ株式投資のリターンは回復しない。現代投資理論と実証分析を基にバブルの構造を分析、市場再生の条件を探る。

目次

第1章 バブルの生成と崩壊
第2章 株式リターンの源泉
第3章 株価水準の妥当性
第4章 株価指数先物とその影響
第5章 現代投資理論(MPT)とその影響
第6章 株式持ち合いの功罪
第7章 投資家の責任
第8章 株式市場再生の条件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miyatatsu

6
これからの日本人は投資を避けては通れないので、投資教育を若い内にする必要性を改めて感じました。2018/11/29

中島直人

1
戦後日本の株式市場の異常性を解き明かす。バブル経済の原因として地価高騰が上げられることが多いが、真の原因は株式持ち合いと異常な株式市場にあったのではないか、とまで感じさせられた。そして、失われた20年を経て、やっと正常化した株式市場が日本経済再浮上の原動力となるのではないか。2012/02/19

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