出版社内容情報
科学の進歩が何から生まれるかは予測できない。失敗が科学に新しい時代を開くこともある。実験が失敗したおかげで、アメリカ初のノーベル物理学賞を獲得したA・マイケルスン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
23
ハヤカワのシリーズとしては⑧、でもアシモフの科学エッセイとしては3冊目。扱う分野はすでに多彩。数学、物理学、化学、生物学、天文学、そして雑学としてアシモフ自身が選定した歴史上の十大科学者リスト。人類が月に行く前のあの時に、科学の遙かな未来を信じる才人アシモフが、自分の膨大な雑学知識を元に楽しげに披瀝する最新科学の数々。このときはまだ血液型は語るけどそれによる性格判断の愚劣さまでは至ってなかったね、など、いろいろ初期のアシモフ科学エッセイを楽しめました。このあとも、アシモフ翁の科学エッセイは続々出ますよ。2025/12/04
roughfractus02
9
原題はAdding a dimension(1964刊)。著者はランダム世界からパターンを見つけてきたこの学が、意識の3次元的世界に新たな次元をもたらす場面を、数学、物理学、化学、生物学、天文学、さらにランダムな知の宝庫である雑学の順に饒舌とユーモアで綴る。本書の主題は、人間意識の作る3次元を基点とした人文科学と違い、量子、原子、分子次元を基点とする科学が、人間次元で理解可能なパターンとしての法則の発見する場面である。発見が実験の失敗から出たり長い間人間世界で認知されないのは、そのランダム的な一面である。2023/08/25
ニョンブーチョッパー
7
★★★★☆ 積読15年もの第2弾。アシモフの語り口は理系のどのジャンルにおいてもわかりやすくスルスルと読めてしまう。特に、数学、物理学、天文学の章が、読んでいてワクワクさせられた。原著は50年以上前に書かれたもので、時代を超えて楽しませてくれる。2023/12/10
こまち
2
いちよう理系の自分だが忘れている知識などが多く図表なしでは理解しきれなかった。あまり楽しい読み物では無い。 2017/02/22
tsuneki526
1
1986年に購入読了




