出版社内容情報
敵に連れ去られ、皇太子一行と別れた呉定縁は、白蓮教の指導者・仏母に会う。そこで彼は、自らの出生の衝撃的な秘密を聞き……。
【目次】
内容説明
白蓮教徒によって攫われてしまった呉定縁。彼を助けるために朱瞻基は一計を案ずるが、明朝を裏切った山東省の軍長官・靳栄に身柄を拘束されてしまう。一方、呉定縁の前に姿を現わした白蓮教徒の指導者は、呉定縁の出生の秘密を語り始める。徐々に明かされる皇太子一行を取り巻く謎の数々。事件の裏で暗躍する真の黒幕の正体を突き止めることはできるのか。明王朝の存亡が決まるまでの猶予は残り僅か―。激動の第三弾。
著者等紹介
馬伯庸[マーボーヨン]
作家。人民文学賞散文賞、朱自清散文賞、茅盾新人賞、駿馬賞受賞。その作品は「五・四運動以来の歴史的文学創作の系譜」に沿っていると評価され、「歴史的可能性小説」の探求に力を注いでいる
齊藤正高[サイトウマサタカ]
翻訳家
泊功[トマリコウ]
函館工業高等専門学校一般系教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ののたま
12
2巻は中だるみの感があったが、3巻は息もつかせぬ展開だった。誰が裏切り者かも分からぬ天下、南京への遷都に疑問を呈す彼は皇帝に即位したとて、どう統治するのであろうか。広がる風呂敷に4巻への期待が高まる。▼展開が急に感じられるところもあったが、詳細な風俗描写や、社会思想のため、どれだけ展開に振り回されても、作品世界に引き戻される。私は洪熙年間に生きている。2026/05/12
numno1
7
呉定縁の出生の秘密と今回の陰謀の首謀者が明かされ、敵味方の陣容に大きな変動があり・・と盛り上がりを見せた巻でした。最終巻も楽しみです。2026/05/06
killeerqueen3
5
今巻も文句なしに面白い。呉定縁の出生の秘密や太子暗殺を始めとする一連の陰謀の首謀者やその真相が明らかになる描き方も面白いし、それが判明してからの人間模様や北京を目指す一行の旅路とそれを阻む敵との対峙などどれをとってもとにかくすごい。4巻を早く読みたい。2026/05/23
zuka
0
旅はさらに北上して済南へ。白蓮教徒に囚われた呉を追った済南の地ではお互いの立場が目まぐるしく代わり身が離せない。呉の出生、黒幕がいよいよ明らかになり物語はさらに加速する。次巻はいよいよ北京へ。呉と蘇と朱の三角関係?も目が離せない…!? 何だかんだあるけど、白蓮教徒許されると思うのは流石に甘いのでは?2026/05/23
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