出版社内容情報
十五世紀の中国、明の時代。何者かからの襲撃を受けた皇太子・朱瞻基は、三人の仲間とともに、南京から北京へ十五日の決死行を行う
【目次】
内容説明
首都の北京から副都の南京に遣わされた明の皇太子・朱瞻基。だが南京到着の直後、彼は何者かの襲撃を受け自分の命が狙われていることを知る。さらに北京にいる父の皇帝が危篤との知らせが届き、朱瞻基は北京へ戻ることを決意。信頼できるのは、窮地で出会った捕吏・呉定縁、下級役人・于謙、女医・蘇荊渓の三名のみ。敵が事を起こすまで十五日。迫りくる刺客と陰謀をかいくぐりながら、幾千里にもわたる決死行が始まる!
著者等紹介
馬伯庸[マーボーヨン]
作家。人民文学賞散文賞、朱自清散文賞、茅盾新人賞、駿馬賞受賞。その作品は「五・四運動以来の歴史的文学創作の系譜」に沿っていると評価され、「歴史的可能性小説」の探求に力を注いでいる
齊藤正高[サイトウマサタカ]
翻訳家
泊功[トマリコウ]
函館工業高等専門学校一般系教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ののたま
15
史実を知っていればおおよその結末と、黒幕の類推はできる。しかし、飲んだくれのドラ息子と思わせて切れ者の呉定縁を始めとした魅力的な登場人物が飽きさせない。▼毎月刊行とのことなので、この先4カ月の楽しみとしたい。2026/03/16
numno1
13
反乱の勃発で南京で孤立してしまった明の太子朱瞻基と、成り行きでそれを助けることになった3人をお供に、次々と襲いかかる困難を廃し、南京を脱出し首都の北京を目指す、といったストーリー。お供の、飲んだくれの癲癇持ちではあるが実は腕も立ち知恵も回る呉定縁(主人公)、秀才だが世間なれしていない官吏・于謙、ミステリアスな女医・蘇荊渓のどこかちぐはぐな3人のキャラもなかなか魅力的。中国人作家による自国の歴史小説を読むのは初めてということもあり、次巻以降も楽しみです。2026/04/12
NAOAMI
11
明代、首都北京から南京へ遣わされた皇太子が大規模なクーデーターに見舞われ孤立無援状態。声がデカい下級役人、頭の切れる捕吏、こちらも才女だが何かにつけ謎多き女医の3人が皇太子の帰京に同行する。そこに至るストーリー展開が上手すぎる。敵方も裏で糸引く男装の麗人+パワフル用心棒も手強そう。逃げ側の機転も一筋縄ではいかない裏の裏、闇の中の闇を行く。何だかキャラ配置が王道エンタメ的なベタ感ツヨイが…。あ~面白いの読んじゃったな。サスペンス奔流に流されっぱなし読む手が止まらん。四巻まで続くヤツか。また買わなきゃ(笑)。2026/04/19
killeerqueen3
7
これは確かに面白い。何者かに命を狙われる明の皇太子・朱瞻基と彼の窮地を救った呉定縁、于謙、蘇荊渓が南京を脱出して北京を目指す。四人それぞれがキャラが立っているのは勿論、明の歴史を背景にしつつ、王座を巡る血なまぐさい政治がエンターテインメントとして巧みに描かれている。物語のテンポがいいし、謎が謎を呼ぶような展開も次々に起こって飽きることなくあっという間に読んでしまった。2026/04/05
Ryo0809
3
全4巻の巻頭を飾る出だし。早くも風雲急を告げる南京と、情勢不安の北平。緊迫感のある情勢描写に人物造形の巧みさが光る。どう展開するのか、早くも次巻が待たれる。2026/03/04




