出版社内容情報
ジェントリーは、米露両国の極秘情報を収めたデータ端末を確保する任務につく。だが、ロシアの工作員も奪還作戦を開始していた!
内容説明
暗殺者グレイマンことジェントリーは、今は敵となったCIAから依頼を受ける。彼は自由と引き換えに、アメリカ・ロシアの極秘情報を収めたというデータ端末を確保する任務に就く。その情報はロシア・ウクライナ戦争の停戦協定に影響を及ぼすものでもあった。だがセントルシア島で、ロシア軍の情報機関GRUの工作員ルデンコに先を越されてしまう。ジェントリーは汚名をそそぐべく、端末を追ってヨーロッパに渡るが…
著者等紹介
グリーニー,マーク[グリーニー,マーク] [Greaney,Mark]
アメリカの作家。国際関係・政治学の学士号を持ち、スペイン語とドイツ語に堪能。『暗殺者グレイマン』の取材で数多くの国を旅し、軍人や法執行機関関係者とともに銃火器使用・戦場医療・近接戦闘術の高度な訓練を受けた。“グレイマン”シリーズは好評を博し、映画化された
伏見威蕃[フシミイワン]
1951年生、早稲田大学商学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずっきん
64
いやあああああーーー、上巻ここで切るんかいーー、寸止めええーー!? って持ってるもんね下巻♪ すぐいくぜ♪ しっかしたまらんね。この臨場感と疾走感。アクションアドベンチャーはこうじゃないとね。『屈辱』ってタイトルが非常に気になりますが、まずは目の前に吊るされお預け食らった下巻での『邂逅』にワクワクハアハア(涎)2024/01/31
猿吉君
59
読むのが勿体なくて寝かせておりましたがついに読んでしまいました、一言で最高!感想は下巻に記載します。2024/04/24
chiseiok
41
やっぱ面白いなぁグレイマン!物語の冒頭から、荒事→移動→荒事→移動の繰り返し。物語自体が空間的にも時間的にもひとところに留まらず、疾走感ハンパない。このシリーズ読んでると、世界各国どこでもどうとでも、金があろうがなかろうが、バックアップあろうがなかろうが、さくさくぽこぽことジェントリーが移動してゆくので、ひょっとして海外旅行ってめっちゃ簡単なのでは?と勘違いしてしまうなぁw。ウクライナ戦争状況を背景に、どん底ダメ人間モードから復活をはかるゾーヤの参戦、CIA担当官アンジェラのアシスト、面倒くさくなさそう?2024/01/21
Richard Thornburg
36
感想:★★★★ いつの間にかシリーズ第12弾になっているこのシリーズ。 ちょいと主人公格で無双状態のキャラたちが弱みを見せてみたりと、ちょいと迷走的な予感があったわけですが、また元の路線に戻ってきたみたいで面白いです。 上巻ではジェントリー本人よりはゾーヤに光が当たってます。2024/01/17
慧の本箱
26
いやあ~久々のグレイマン。国際列車ユーロシティ42の中で、どんな鉢合わせと攻防が繰り広げられるのか~~緊張しながら上巻読了。だってゾーヤが居る事しらないんだものね。2024/02/11