ハヤカワ文庫NV<br> スパイはいまも謀略の地に

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ハヤカワ文庫NV
スパイはいまも謀略の地に

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150415068
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

MI6の中年情報部員ナットは引退を前にロシア関連のお荷物部署に左遷される。進退をかけて事案にあたる彼を待ち受ける罠とは?

内容説明

イギリス秘密情報部(SIS)のベテラン情報部員ナットは、引退を目前に対ロシア活動を行なう掃き溜めのような部署の再建を任される。折しも国内はEU離脱で混乱し、ロシア情報部の脅威も増していた。新興財閥の資金の流れを追っている時、あるロシア人亡命者から緊急の連絡が入り、情報部は大がかりな作戦を決行。が、そこでナットは、信念と誇りをかけた重大な決断を下すことに…スパイ小説の巨匠が描く予兆的傑作。

著者等紹介

ル・カレ,ジョン[ルカレ,ジョン] [le Carr´e,John]
1931年イギリスのドーセット州生まれ。オックスフォード大学卒業後、イートン校で教鞭をとる。東西冷戦期にイギリスの諜報機関MI5に入ったが、MI6に転属し、旧西ドイツのボンにイギリス大使館の二等書記官として赴任、その後ハンブルクの総領事館に勤務した。1961年に『死者にかかってきた電話』で小説家としてデビュー、第三作の『寒い国から帰ってきたスパイ』(1963年)でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長篇賞と英国推理作家協会(CWA)賞ゴールド・ダガー賞を受賞した。『スクールボーイ閣下』で1977年CWA賞ゴールド・ダガー賞受賞。1984年にはMWA賞の、1988年にはCWA賞の巨匠賞に輝いている。2020年12月死去

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kajitt22

22
あのジョン・ル・カレがプーチンをそしてトランプを明確に否定している。東西ドイツを分つベルリンの壁の印象が強烈だった著者が、現代の米国・ロシア・英国を舞台にして描いたスパイ小説。つい数年前の英国のEU離脱を背景に、国家に忠誠であろうとした情報部員たちの努力の最後は、意外にも苦いハッピーエンドで、読後感も良かった。それにしても二つの国家の嘘にまみれた二人はなんとかしてほしいものだ。2023/04/15

鐵太郎

18
2020年12月に亡くなったスパイ小説の重鎮、ジョン・ル・カレの、最後から二番目の著作。ドナルド・トランプがアメリカ・ファーストで浅薄なナショナリズムを押し進め、英国がブレグジット(欧州連合離脱)で揺れていた時代を背景に描かれる、英国の対欧州外交の根幹を揺るがしかねない謀略の物語。バドミントンに興ずる47歳のかつての英国スパイの元締めが出会った青年とは何者だったのか。彼と彼を取り巻くたくさんの人々を細やかに描きながら、ル・カレの筆は見事にあの世界とその中で生きる人々を解説しています。見事です。2023/07/31

カツイチ

7
ル・カレは初めて読みました。スパイ物興味ないもんで。派手なアクションが売りのスパイ映画とはまるで違い、面白かった。実は途中まで行きつく先が読めなくて、アルカジーとプラハの郊外で会ったときなんか意味が分かんなくて、読むのやめようかと。でも、エドがどうなるのか見届けようと。だから、えー!となったところから一気読み。読んでよかった。最後にスッキリした。満足して読み終えた。2023/09/26

nabe

3
ルカレらしい細かな伏線には中々気付くことができず、また、近いうちに読み直してみようと思う。2023/10/09

mameta_vista

3
★★★★☆2023/06/18

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