出版社内容情報
人の意思を操る禁断の「果実」を狙うテンプル騎士団vs自由を求める暗殺者集団。歴史の闇に潜む抗争を描くミステリアクション大作
クリスティー・ゴールデン[ゴールデン クリスティー]
武藤 陽生[ムトウ ヨウセイ]
内容説明
謎の施設で目覚めた死刑囚カラム。彼は“アニムス”と呼ばれる装置につながれ、遺伝子から読み取った祖先アギラールの記憶を追体験する。アギラールはアサシン教団に所属した伝説の暗殺者であり、その生は人心を操る“禁断の果実”を狙うテンプル騎士団との戦いに捧げられていた。異端審問の嵐吹き荒れる15世紀末スペインの歴史の闇に、自由を求める暗殺者の刃がひらめく!話題のアクション映画を小説化。特別篇4篇を併録。
著者等紹介
ゴールデン,クリスティー[ゴールデン,クリスティー] [Golden,Christie]
1963年、ジョージア州アトランタ生まれ。SF・ファンタジー・ホラーの分野で50を超える著作がある。人気コンテンツのノヴェライズを数多く手がけている
武藤陽生[ムトウヨウセイ]
英米文学・ゲーム翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はな
21
世界を支配できるという"禁断の果実"。それをめぐり、テンプル騎士団とアサシン教団が激しく衝突するが、手に入れるのは果たして… 映画を見逃してしまったので、小説で読んでみました。個性的なキャラや戦闘シーン等、なかなかいい感じでした。原作はゲームのようでシリーズ化されてるようですね。続きがありそうな雰囲気だったので、期待ですw2017/05/05
胡瑯
7
映画を見てから手に取りました。映画では知りえなかった部分を補完でき、良かった。映画が中途半端な終わり方だったので続編を希望したい。巻末の短編でも映画ではちょい役だったメンバーの祖先を垣間見れ、それもゲームと関係があるとのことでそちらもつい手を出したくなってしまう。(ゲームは映画見てから、一作目のみプレイ済み。二作目プレイ途中といった感じ。)2017/04/28
ジョニー
2
テンプルとアサシンが時代を超えて闘い続ける理由が希薄だった。リインカネーションというのも安易な手法だな。結局アクションだけのゲームなのか。2017/07/15
The lost FRIGATE
2
《★★☆☆☆》悪くはない、映画もまだ見ていないので何とも言えないが、中途半端な感じ。アクションに振り切るわけでもなく、歴史ミステリでもなく、果実やアニムスのSF的側面を描くでもなく、どれもこれもかじって終わり。巻末のおまけエピソードが一番面白かった。2017/04/04
桃柳
1
映画は機会を逸したので、こちらで。2019/09/08